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No.0195
なかなおりしたしゅうとめとよめ
仲なおりした姑と嫁

放送回:0120-B  放送日:1978年02月04日(昭和53年02月04日)
演出:漉田實  文芸:漉田實  美術:青木稔  作画:上口照人
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人に優しくされたいなら、自分も人に優しくしなければならないYO

昔ある所に、大変に仲の悪い嫁と姑(しゅうとめ)がいました。姑は事あるごとに嫁をいびってばかりで、嫁はというと姑の言う事を素直に聞く事はありませんでした。

そんなある時、姑がちょっとした風邪がもとで寝込んでしまいました。嫁はこれ幸いにと、かかりつけの医者に毒を盛ってもらうようにお願いしました。医者は驚きながらも、嫁の話を聞いて可哀そうに思い、言われるがまま毒薬を作って嫁に渡しました。

医者は「この薬はすぐには効かないので、姑さんのご機嫌をとりながら、根気強く飲ませ続けるように」と念を押しました。毒を作ってもらった嫁は大喜びで家に帰り、さっそく煎じて「これは良薬だから」と、姑を騙して飲ませました。

それからの嫁は、毎日々、薬を飲む事を渋る姑をやさしく励ましながら飲ませ続けました。するとある日、姑は涙を流して「こんなに優しくしてもらって私は嬉しいよ」と、今までの意地悪を嫁に謝りました。

この姑の言葉を聞いた嫁は心苦しくなり、自分がとんでもない事をしている事に気がつきました。嫁は大急ぎで医者の所へかけ込み、毒消しの薬を作ってもらうように必死で訴えました。しかし医者は「あの毒には毒消しは効かない」と説明しました。

嫁は取り返しがつかない事をしてしまったと、後悔して泣き始めました。その様子を見た医者は「実はあれは元々毒ではない、良薬だったんだよ」と、ネタばらしをしました。やがて医者の言う通り、姑の病は全快し、二人は世間がうらやむほどの仲の良い嫁と姑になりました。

(紅子 2012-11-14 2:47)


ナレーション常田富士男
出典安池正雄(未来社刊)より
出典詳細神奈川の民話(日本の民話19),安池正雄,未来社,1959年05月30日,原題「仲なおりした姑と嫁」,話者「杉山鶴吉」
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※掲載情報は 2012/11/14 2:47 時点のものです。内容(あらすじ・地図情報・その他)が変更になる場合もありますので、あらかじめご了承ください。
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コメント一覧
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匿名希望  投稿日時 2014/7/4 15:51
お姑さんの顔が、デコッパチに似てる。(笑)
匿名希望。  投稿日時 2013/10/2 14:43
仲なおりの妙薬の元ネタかな?
もみじ  投稿日時 2012/12/5 0:07 | 最終変更
ご無沙汰しております。

このお話は好きなお話の一つです。
人に優しくされたいと思うなら、自分も人に優しくしなければならないという単純だけれども奥が深いというか、
それでいて分かりやすいお話だと思います(・ω・)
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