No.0186
おおどしのきゃく
大年の客

放送回:正月特番  放送日:1978年01月03日(昭和53年01月03日)
演出:堀口忠彦  文芸:沖島勲  美術:小関俊一  作画:菊田武勝
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あらすじ
このお話にあらすじはありません。あらすじ募集中です。
ナレーション未見のため不明
出典クレジット不明
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追加情報
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※掲載情報は 2011/2/11 22:30 時点のものです。内容(あらすじ・地図情報・その他)が変更になる場合もありますので、あらかじめご了承ください。
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コメント一覧
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伊右衛門  投稿日時 2022/2/1 22:37
出典は「鹿児島のむかし話」(日本標準刊)かも…
ゲスト  投稿日時 2018/7/30 20:05
リメイクと同じ内容なのではないかな
ドラゴンド  投稿日時 2018/7/29 19:35

親切な婆さまの所に七福神がやって来る
むかし、村はずれの小川のほとりに、1人の婆さまが住んでいた。婆さまは、家の前の小さな田んぼを耕して暮らしており、今年は2升ばかりの米を刈り入れることができた。

さて、暮れも押し迫ってその年の大晦日、婆さまは田んぼを借りている地主の所に、年末のあいさつに出かけることにした。婆さまは、田んぼで取れた米1升を持って川下の地主の家へと向かう。

地主の屋敷は村でも一番大きく、婆さまが地主の家に来ると、すでに座敷には歳暮の品々が山のように積まれていた。婆さまは地主にお礼を述べ、持ってきた米1升を渡した。すると何としたことか、地主は婆さまからもらった米を庭に撒き、鶏のエサにしてしまったのだ。

地主は言う、「なんじゃあ、ただの米粒だけか?鶏どもがコッコ、コッコ言うとるじゃろ。あれは、こげなもの、こげなものと言うとるんじゃよ。」婆さまは、地主の態度にすっかりあきれて、泣きたい気持ちで屋敷を後にした。

ところで、地主の家の神棚に祀られている七福神は、この一部始終をご覧になって、なにやらヒソヒソと話を始めた。神様たちは、地主の冷たい態度に愛想を尽かし、この家から出て行こうと話しておられたのだ。

さて、その晩のこと、神様たちは宝船に乗って地主の家を後にした。宝船の向かう先は、川上の婆さまの家である。婆さまがその晩、囲炉裏のそばに座っていると、「ごめん下され。」と外で声がする。婆さまが戸を開けると、そこには7人の旅人が立っている。旅人は、雪に降られたので、婆さまの家に1晩の宿を借りたいと言う。婆さまは、快く旅人たちを家の中に迎え、旅人たちと部屋に寝かせると、自分は物置で寝ることにした。

こうして元日の朝を迎え、婆さまが朝の支度をしようと土間に入ると、なにやら部屋の中が明るい。婆さまが障子を開けると、何とそこには旅人ではなく、金で出来た七福神像があったのだ。それからと言うもの、婆さまは、やること為すこと全てがうまく行き、いっぺんに大金持ちになったそうだ。

ところで、大晦日の夜にもう一つ引越しがあった。実は、婆さまの家には7人の貧乏神がいたのだ。ところが地主の家から七福神が来て、居心地が悪くなったので、貧乏神たちはたまらず家を出ることにした。7人の貧乏神は、ボロ船を漕いで川を下って行った。目指す先は、もちろん地主の家だった。
yassan  投稿日時 2015/1/26 14:53
せっかくのご投稿ですが、これはリメイク版の方ですね。↓

http://nihon.syoukoukai.com/modules/stories/index.php?lid=1229

旧版の内容はいまだに不明です。また何かありましたら、宜しくお願いいたします。
銀  投稿日時 2015/1/25 19:40
上を書いたものですが、
昔ユーチューブで落とした動画がありました。
https://www.youtube.com/watch?v=Fs5z_zqZzLk

演出 児玉喬夫
文芸 沖島勲
美術 阿部幸次
作画 上口照人
ゲスト  投稿日時 2015/1/25 19:33
これ、たぶん家にビデオがあると思います、
再放送の録画なので画像悪いですが、一度調べてみます。
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