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No.1448
りゅうおうばあさん
竜王ばあさん

放送回:0930-B  放送日:1994年04月23日(平成06年04月23日)
演出:野村誠司  文芸:沖島勲  美術:野村誠司  作画:野村誠司
要調査 ) 11984hit
あらすじ

クラゲか何かの背に乗って、産婆さんが竜宮みたいな所に行って、竜王の娘さんか何かのお産を手伝うお話。

(引用/まんが日本昔ばなし大辞典)

確か、離島?島?にベテランの産婆さんがいて、赤ちゃんに合わせて無理なくお産さていた。

ある日、産婆さんの家に、2人の男が来て、急に産気づいた者がいるからすぐに来て欲しいと頼んできた。男の人をを見ると2人とも魚の様な顔立ちをしていた。

産婆さんはすぐに支度をして、男達が持ってきていた籠に乗せられて、出発。心地よい感じがした後連れて来られてとこは竜宮城。

竜王様の娘が産気づいたのだが、なかなか子供が生まれず、そこで腕利きの産婆さんを連れてきたのだという。

産婆さんが難産とは大変と、すぐに娘の所へ行く。娘は大変苦しんでいて、母体にも赤ちゃんにもかなりの負担がかかっているのが目に見えてわかった。

産婆さんは娘のお腹に手を当てて「赤ちゃんになぜ出てこない?」と問いかける。すると、赤ちゃんが、苦しくて出られないと返事をした。産婆さんはすぐに逆子であると確信して、手に力を集中させ、当てていた手を時計回りに回転させた。すると、逆子であった赤ちゃんが正常な体位に戻り、無事出産。

竜王様も大変喜び、産婆さんになにか褒美を取らせるが何が良いかと訪ねた。産婆さんは村では雨がなかなか降らず困る事があると伝えた。そこで竜王様は雨乞いの踊りを産婆さんに伝授。

村ではこの教えて貰った踊りを踊ると絶対に雨が降り、日照りに困ることはなくなった。

(投稿者:みこ 投稿日時 2016/10/14 1:13)


ナレーション常田富士男
出典クレジット不明
出典詳細日本の民話6(瀬川・松谷,角川書店)かもしれない、原題「竜王婆さま」
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※掲載情報は 2011/2/11 22:30 時点のものです。内容(あらすじ・地図情報・その他)が変更になる場合もありますので、あらかじめご了承ください。
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コメント一覧
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さくらさんさん  投稿日時 2018/7/23 0:25
昔 祖父がビデオに撮っていて(残念ながらもう残ってないです…)繰り返し見てた内容
だとこんな感じでした。
豊年踊りの単語だけなんとなく覚えてて調べたら元の話は⬇︎みたいです
http://hukumusume.com/douwa/ganbare_makeruna/gazou/tennouji/民話4%E3%80%80A3設定(竜王ばあさま).ppt
さくらさんさん  投稿日時 2018/7/23 0:16
昔、山口県のある所?に肝っ玉のすわった産婆のうまい婆様がおった
村人はこの婆様を『取り上げばあさん』と呼んでいた

ある日の真夜中の事、婆様の家の戸を激しく叩く者がいる
婆様が戸を開けると、2人の薄気味悪い男がいて急な難産で困っていると婆様に助けを求めた。婆様は何か導かれるように2人の用意してくれた籠に乗り、いつのまにか眠ってしまった…

婆様が気がつくと目の前には怖い竜王の姿があった。竜王から「乙姫が難産で苦しんでる、助けて欲しい。」と聞かされ婆様は怖さが吹き飛び、すぐに乙姫様の所へ行った。
苦しむ乙姫の腹に手を当てた婆様が赤子に話しかけると、「出たくても出られない」どうやら逆子らしい…婆様は手に力を込めて乙姫の腹を撫で赤子を正常な位置に戻し、タイミングよく見事に赤子を取り上げた。

竜王はとてもお喜びになり、婆様の願いを1つ叶えてやる事にした。婆様は、村に時々起こる日照りがなくなるよう竜王に力添えを申し出た。竜王は、婆様に豊年踊りを教えた。竜宮から帰った婆様は村人にこの事を教え、日照りに困った時、村人が豊年踊りを踊ると途端に雨が降り出した。それからは村人は『取り上げばあさん』の事を『竜王ばあさん』と呼び、婆様も末永く長生きしたそうだ。






yassan  投稿日時 2016/10/14 11:02
みこ 様

記憶から竜王ばあさんのあらずじを起こして下さりありがとうございました。
早速あらずじとして転記させていただきました。何か不都合がありましたら、お知らせください。
みこ  投稿日時 2016/10/14 1:13
確か、離島?島?にベテランの産婆さんがいて、赤ちゃんに合わせて無理なくお産さていた。

ある日、産婆さんの家に、2人の男が来て、急に産気づいた者がいるからすぐに来て欲しいと頼んできた。男の人をを見ると2人とも魚の様な顔立ちをしていた。
産婆さんはすぐに支度をして、男達が持ってきていた籠に乗せられて、出発。心地よい感じがした後連れて来られてとこは竜宮城。

竜王様の娘が産気づいたがなかなか子供が生まれないと、そこで腕利きの産婆さんを連れてきた次第だと聞いた。
産婆さんが難産とは大変とすぐに娘の所へ。
娘は大変苦しんでいて、母体にも赤ちゃんにもかなりの負担がかかっているのが目に見えてわかった。
産婆さんが娘のお腹に手を当てて赤ちゃんになぜ出てこない?と問いかける。すると、赤ちゃんが、苦しくて出られないと返事をした。産婆さんはすぐに、逆子であると確信して、手に力を集中させ、当てていた手を時計回りに回転させた。すると、逆子であった赤ちゃんが正常な体位に戻り、無事出産。

竜王様も大変喜び、産婆さんになにか褒美を取らせるが何が良いかと訪ねた。
産婆さんは村では雨がなかなか降らず困る事があると伝えた。竜王様は雨乞いの踊りを伝授。

村ではこの教えて貰った踊りを踊ると絶対に雨が降り、日照りに困ることはなくなった。
マニアック  投稿日時 2012/6/14 20:58
語り、常田富士男。
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