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No.1437
いなずまをきったどうじ
イナズマを切った童子

放送回:0919-B  放送日:1994年01月29日(平成06年01月29日)
演出:こはなわためお  文芸:沖島勲  美術:吉崎正樹  作画:栗原玲子
愛知県 ) 6758hit
あらすじ

昔、尾張の国に桑原(今の愛知県岡崎市桑原町)という静かな里があった。作物は豊かに実り、人々は平和に暮らしておった。

ところがいつの頃からか、この土地にいたずらな雷小僧が住みついた。雷小僧が大暴れすると、人々は農作業はもちろん、家の仕事も手につかなくなり、子供たちは蚊帳の中に閉じこもった。

この村に住む作兵衛じいさんはかみなりが大嫌いであり、雷小僧は作兵衛じいさんを見つけると、特に喜んで太鼓を打ち鳴らし光の帯を振り下ろして作兵衛じいさんを脅かすのであった。

雷にほとほと困ってしまった村人は、村の唯一の寺である正観寺(しょうかんじ)に集まって観音様に祈った。観音様にお願いしたおかげか、しばらくは雷小僧が暴れることはなかった。

ある日、作兵衛じいさんが久しぶりに田んぼの草刈りに出かけると、先にどこかの子供が草を刈ってた。作兵衛じいさんは「子供が草刈りをするのは危ないからやめろ」と声をかけた。

作兵衛じいさんの声で、雷小僧は長い昼寝から目を覚ました。そして久々に暴れてやろうと桑原の里にやってきて、作兵衛じいさんの頭の上で太鼓を打ち鳴らし、光の帯を振り下ろした。

すると先ほどの子供が、雷小僧の振り下ろした光の帯を、手に持っていた鎌でずたずたに切っていった。雷小僧は悲鳴を上げながら帰って行った。雷小僧が去っていくと、子供は作兵衛じいさんに向かって笑いかけると、どこへともなく消えて行った。

作兵衛じいさんはこの不思議な話を、村人たちに話して聞かせた。村人たちが正観寺に行ってみると、驚いたことに観音様が雨にびっしょりと濡れており、後ろには鎌が隠してあった。あの子供は観音様だったのだ、と村人は大変感謝した。

その後桑原の里で雷小僧が暴れることはなくなり、村人たちは荒れ果てた正観寺をきれいに建て直したということである。

(投稿者:カケス 投稿日時 2014/3/1 17:34)


ナレーション市原悦子
出典愛知県
場所について正観寺(しょうかんじ)
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地図:正観寺(しょうかんじ)
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※掲載情報は 2014/3/1 22:58 時点のものです。内容(あらすじ・地図情報・その他)が変更になる場合もありますので、あらかじめご了承ください。
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コメント一覧
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カケス  投稿日時 2014/3/1 17:34 | 最終変更
お話の中では「尾張の国」と言っていますが、実は岡崎市は「三河の国」なんです。
まぁ細かいところの突込みはなし、ということにしたいですね。
(もしかしたらカケスの勘違いで、本当に尾張の国のお話だったらどうしよう・・・なんていう不安もあります)
では失礼いたしました。よろしくお願い申し上げます。
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