No.1271
にんぎょうとうげ
人形峠
高ヒット
放送回:0803-B  放送日:1991年07月06日(平成03年07月06日)
演出:塚田洋子  文芸:沖島勲  美術:安藤ひろみ  作画:塚田洋子
岡山県 ) 26240hit
あらすじ

昔、今の岡山県と鳥取県の県境にあたる所に大きな峠があった。

その峠には化け物が出るとの噂があり、ある侍のお供として鳥取方面に向かう家来たちは怖がって、引き返そうと言う。しかし侍は物怖じせず先へ進む。ふと見ると前には旅の商人が歩いており、侍は家来たちを安心させる。ところが・・・その商人の目の前に大きな大きな琴が横たわっており、どこからか「この峠を越えたいならこの琴を弾け」と恐ろしい声がする。

商人が琴を弾こうと手を差し出すと、琴の糸がねばねばと手にまとわりついた。「手で弾けないなら足で弾け」と言われ今度は足もつかまってしまい、とうとう人食い蜘蛛に食べられてしまった。それをみた一行は一目散に逃げ帰り、だんご屋でその化け物の話をしていると、詳しく話を聞かせてくれという坊様に出会う。

後日夜、うす暗い人形峠のあの大きな琴の近くに若い女性が座っている。するとまたあの人食い蜘蛛が「琴を弾け」とささやく。女は「疲れているので」「眠いので」と断っているうちに人食い蜘蛛が怒り狂い、琴の糸で女を捕えてしまう。そしていざ食らいつこうとしたそのとき、坊様が投げた錫杖が蜘蛛の脳天に突き刺さり、やがて息絶えてしまう。坊様は若い女性の人形を作り、声色を変えて人食い蜘蛛をおびきよせたのだ。

そうしてその峠は、みなが安心して通れるようになった。坊様が人形を使って人食い蜘蛛を退治したことから、人形峠と呼ばれるようになった。

(投稿者: daria  投稿日時 2011-10-26 20:48 )


ナレーション市原悦子
出典岡山の昔ばなし(三丘社刊)より
出典詳細里の語りべ聞き書き 第06巻,川内彩友美,三丘社,1989年04月10日,原題「人形峠」
場所について人形峠
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地図:人形峠
追加情報
本の情報二見書房[怪談シリーズ]第3巻_妖怪がでるぞ~(発刊日:1994年7月25日)
このお話の評価9.6000 9.60 (投票数 15) ⇒投票する
※掲載情報は 2011/10/26 21:41 時点のものです。内容(あらすじ・地図情報・その他)が変更になる場合もありますので、あらかじめご了承ください。
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コメント一覧
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ゲスト  投稿日時 2016/1/8 20:43
ゲゲゲの鬼太郎にも「人形峠の化け蜘蛛」が出てきます。
琴を弾かせてダメなら足で弾けという狡猾さといい同じ題材かと思います。
beniko  投稿日時 2011/10/26 21:43
dariaさん、あらすじ投稿ありがとうございました。さっそく転記させてもらいました。地図も紅子調べでマッピングしています、間違っていたらお手数ですがご指摘下さい。
※投稿いただいたあらすじの改行位置は、適宜こちらで変更しました。近年のスマホやタブレットの普及により、改行数を紅子にて調整させてもらっています。あらかじめご了解ください、よろしくお願いします。
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