トップページ >  お話データベース >  四国地方 >  徳島県 >  うずになったたいこ
No.1048
うずになったたいこ
うずになったたいこ

放送回:0661-A  放送日:1988年08月06日(昭和63年08月06日)
演出:塚田洋子  文芸:沖島勲  美術:門屋達郎  作画:塚田洋子
徳島県 ) 6272hit
あらすじ

昔ある海で、時折ドーンドーンという大きな音が聞こえてくる所があり、その音が鳴ると大波が起こるので、そこの漁村はその音が聞こえると船を引き上げなければならなかった。

村人は海の底に竜神がいるのだとか、大ウミガメがいるのだとか大ハマグリがいるのだとか色々噂しあっていたが、真そうは謎だった。

そんな時村で一番泳ぎの得意な若者が、真相を確かめるべく海へ飛び込んだ。海の底は海上とは違っておだやかで魚がいっぱい泳いでいた。ずっと深く潜っていくとある所で突然海底に落ち、底は空気があり水が天井のようになっていた。

そして遠くから例の音が聞こえてきたので、若者はその音の方へ歩いていった。するとその先に巨大な木の固まりのようなものがあり、若者はその周りを回ってみた。それはどうやら丸く円を描いているようで、いつの間にか元の所に戻ってしまった。

そこで今度は木の上へ登ってみた。 一番上へ辿り着き一歩脚を踏み入れてみると音はやんだ。それは何と見た事もない巨大な太鼓だったのである。

そこで若者は太鼓の真ん中に立ち踏み付けてみた。するとドーンという大きな音が鳴った。若者は面白くなって両足でジャンプして踏み付けた。するとさらに巨大な音が鳴り海の水を持ち上げた。若者はなおも調子に乗りどんどん強く踏み付けた。するとある時太鼓の皮が破け、若者は太鼓の中へ落っこちてしまった。

すると海の水が渦を巻き、太鼓の中へ吸い込まれていった。その渦は今でも太鼓に吸い込まれていて、これが有名な鳴門の大渦になったそうである。その後その若者を見た者は誰ひとりいなかった。

(引用/まんが日本昔ばなし大辞典)


ナレーション市原悦子
出典徳島のむかし話(日本標準刊)より
出典詳細徳島のむかし話(各県のむかし話),徳島県教育会,日本標準,1978年05月25日,原題「うずになったたいこ」,採録地「徳島市国府町」,話者「福田安次郎」,再話「渡部正勝」
場所について鳴門の渦潮(地図は適当)
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • このページを印刷
地図:鳴門の渦潮(地図は適当)
追加情報
このお話の評価8.6000 8.60 (投票数 5) ⇒投票する
※掲載情報は 2011/2/11 22:30 時点のものです。内容(あらすじ・地図情報・その他)が変更になる場合もありますので、あらかじめご了承ください。
お話の移動 ( 23  件):   <前  1 ..  14  15  16  17  18  19  20  .. 23  次>  
コメント一覧
3件表示 (全3件)
山猫  投稿日時 2015/5/6 9:55
寺田寅彦が高知の妖怪「孕みのジャン」について書いてますが似ていますね。彼は海底の断層?の動きが関わっているのではと考えたそうですが。南海地震で被害を受ける点では徳島も高知も同じですから似た現象が起きるのでしょうか。
beniko  投稿日時 2013/9/20 2:27
場所を教えてもらってありがとうございました、さっそくマッピングしました。ご確認ください。
多少誤差もあるでしょうから「地図は適当」と書いておりますが、他意はありません、どうぞご了解ください。
位置が間違っていましたら、お手数ですが再度お知らせください、宜しくお願いします。
うずしお  投稿日時 2013/9/19 1:50
投稿ツリー
3件表示 (全3件)
新しくコメントをつける

題名:
ユーザ名:
投稿本文

投稿に関してのお知らせ

基本的に、誰でもご自由に投稿できます。お話の感想やコメントなどお気軽に投稿ください。
あらすじ投稿の場合は800文字前後を目安とした文章でお願いします。
投稿に対して一部IP規制を行っております。現在規制されているIPリストはこちらです。
※初めての方は「このサイトについて」もご一読下さい。(別ウインドウで開く)
※社会的倫理に反する書き込み、出会い系、営業的書き込みは、わりとすぐ消します。
※動画提供の呼びかけや要求はご遠慮ください、当サイトは動画データの有無とは関係ございません。

現地関連情報
出典本調査 facebook
Twitter

オンライン状況

28 人のユーザが現在オンラインです。 (18 人のユーザが お話データベース を参照しています。)

新着コメント(コメント24件)