No.0023
うらしまたろう
浦島太郎
高ヒット
放送回:0012-A  放送日:1975年03月25日(昭和50年03月25日)
演出:杉井ギサブロー  文芸:平見修二  美術:馬郡美保子  作画:前田庸生
京都府 ) 414712hit
あらすじ

浦島太郎という漁師が年老いたおっかさんと二人で暮らしていた。

ある日、浜辺で子ども達が一匹の子ガメをつつきまわしているのを見たので、助けて海へ逃がしてやった。数年後太郎が海で釣りをしていると、大きな亀がやって来て、昔助けてくれたお礼にと海の中の竜宮へと連れて行かれた。竜宮では美しい乙姫さまに歓迎され、魚たちの踊りや、素敵なご馳走でもてなされ、楽しい毎日を過ごした。

しかし何日か経つと太郎は村に残してきたおっかさんのことが気になって、だんだん元気がなくなってきた。それを察した乙姫さまは「村に帰って、もし困ったことがあったら、この玉手箱を開けなさい。」と言って、太郎を送り出した。

太郎が亀の背に乗って村に帰ると、自分の家はおろか村の様子がすっかり変わっていて、太郎の知っている人が一人もいなくなっていた。太郎が竜宮で過ごしているうちに、地上では何十年も経っていたのだった。困った太郎は、乙姫さまに貰った玉手箱のことを思い出した。

蓋を開けると、中から白い煙がもくもくと出て、たちまち太郎は白いひげのお爺さんになってしまった。 

(稿: 蔵人 本掲載日2012-8-14 14:33 )


ナレーション市原悦子
出典(表記なし)
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追加情報
本の情報サラ文庫まんが日本昔ばなし第3巻-第011話(発刊日:1976年6月25日)/童音社BOX絵本_第18巻(発刊日不明:1970~1980年頃)/国際情報社BOX絵本パート1-第050巻(発刊日:1980年かも)/二見書房まんが日本昔ばなし第2巻-第05話(発刊日:2005年10月17日)/講談社デラックス版まんが日本昔ばなし第25巻(絵本発刊日:1985年03月15日)/講談社テレビ名作えほん第001巻(発刊日:1977年5月)
サラ文庫の絵本より絵本巻頭の解説には地名の明記はない
童音社の絵本より絵本巻頭の解説(民話研究家 萩坂昇)によると「京都の昔ばなし」
講談社のデラックス版絵本より江戸時代に書かれた「御伽草子」の中に出てくる、異郷に遊ぶ人間のお話です。夢見がちな若者、浦島太郎は、助けたカメの案内で乙姫様のいる竜宮城にいきます。そこはまさに夢の楽園。我を忘れて楽しい日々を過ごしますが、やがて我が家が恋しくなって地上へ-。しかし、地上の様子はすっかり変わっていました。遊んでいたのは2.3日のつもりだったのに、地上では何百年もの月日が過ぎていたのです。途方に暮れた浦島太郎は玉手箱をあけ、お爺さんになってしまいました。しかし、誰でも一度は夢の異郷にいってみたいと思うもの。各地に浦島伝説があるのも、そのためでしょう。(京都地方のお話)
講談社の300より書籍には地名の明記はない
レコードの解説よりLPレコードの解説によると「京都地方の昔ばなし」
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※掲載情報は 2012/8/14 14:32 時点のものです。内容(あらすじ・地図情報・その他)が変更になる場合もありますので、あらかじめご了承ください。
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コメント一覧
10件表示 (全17件)
ゲスト  投稿日時 2022/1/19 8:09
BSでやりました
ポップなイラストになっていました
こちらは乙姫の顔ありました
アス  投稿日時 2021/11/29 10:20
それ,「舌切り雀」だと思います。
ゲスト  投稿日時 2021/7/28 18:58
お部屋でやりました
似たぬ文やヨヨヨ  投稿日時 2021/7/27 16:38
浦島太郎は死んだほうが良い


ムリムリムリムリムリムリムリムリムリムリムリムリムリムリムリムリムリムリムリムリムリムリムリムリムリムリムリムリムリムリムリムリ
ふか  投稿日時 2021/7/27 16:36
長浜に蓋ゃ浦島はやたわらたムリムリムリムリムリムリムリムリムリムリムリムリムリムリムリムリムリムリムリムリムリムリムリムリ?
ゲスト  投稿日時 2020/4/25 11:31
旧作の場合は、龍宮城の美しいお姫様・乙姫の顔がのっぺらぼうのような顔をしてます。
カラムーチョさん  投稿日時 2018/11/23 14:42
僕は子供の頃、こっちの浦島太郎を「鼻デカ浦島」リメイクの浦島太郎を「眉毛浦島」と呼んでいました。
まゆぽん  投稿日時 2018/11/4 7:31
こんにちは!
この話の演出をされてる杉井ギサブローさんが以前、某ラジオ番組でゲストで来られて、まん日について色々な話をされていました。
この「浦島太郎」では乙姫様の顔が描かれてないそうなのですが、
その理由として「童謡の浦島太郎の歌に『絵にも描けない美しさ』ってありますよね。だから乙姫様はこんな顔だ、と決めつけずに見ている人に想像してもらいたいんですよ」というような事を話しておられました。
その後、某動画サイトで見て納得しました。
アニメも奥が深いんですね。^_^
椎葉  投稿日時 2018/4/20 15:52
私の浦島太郎は子供の頃絵本で読んだ記憶では
玉手箱は決して開けないように注意されたのを忘れて開けてしまい、白髪しわしわヨボヨボ腰曲がりじいさんになったような、怖いおはなしでした。
当時は、快楽な遊びは時間を忘れてしまう、警告なのかな?と思いました。
たかたか  投稿日時 2016/1/5 20:11
私が買って貰った絵本には、
太郎はじいさんになった後、鶴になるのですが
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