宝しゃもじ についてのコメント&レビュー投稿
むかしむかし、ある村に貧乏だが仲の良い夫婦が住んでおりました。ある日、女房は山へ山菜を採りに出かけ、山奥の黒池の近くまで来てしまいました。 すると突然風が吹いてきて、池...…全文を見る

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投稿者:araya 投稿日時 2011/12/5 22:16
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『佐渡の伝説』(角川書店)によると「赤玉の次郎衛門」とのことで、新潟県佐渡市赤玉の話となりますが、作品中では黒池青池、『佐渡の伝説』では杉池、国土地理院の地図ではひょうたん池と、名称が一定しませんので、赤玉の奥にある池でポインティングしてみました。

http://g.co/maps/pw3j6
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投稿者:ゲスト 投稿日時 2015/11/5 13:16
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杉池(すぎいけ)
佐渡山地の久知から赤玉へ抜ける山道四十八箇所越えの峠(海抜440m)近くにあるこの池は、小佐渡山中唯一の湧水池で涸れることのない池として、昔から信仰の地とされています。この湧き水は地下を通って北側のひょうたん池に湧き出しています。この一帯の広葉樹林は県指定の天然記念物で、県民休養地としても整備されています。また、この池のある山は水の神・竜神を祀る山であり、かつては村人でも簡単に入山することができませんでした。その信仰をん背景に、この池には竜神伝説が残されています。
問い合わせ先:佐渡観光協会両津支部 tel:0259-23-3300 fax:0259-23-5030
http://www.visitsado.com/03amuse/02nature/scene-find-id.php?id=e300007
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投稿者:ゲスト 投稿日時 2015/11/5 13:19
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赤玉杉池まつり(佐渡の本間さん)大変詳しい内容が掲載されています。
http://blog.livedoor.jp/challengersglory1/archives/52074105.html
http://blog.livedoor.jp/challengersglory1/archives/52075186.html
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投稿者:ゲスト 投稿日時 2015/11/5 13:24
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杉池
原生林に囲まれた神秘的な雰囲気の池です。付近には樹齢三百年以上といわれる木々に囲まれ、池面にはミズバショウが群生し、春にはユキツバキも咲きます。
杉池大明神
自然の神秘があふれる杉池ですが、近くの赤玉集落の貴重な用水源でもあります。
手前の貯水池のさらに奥(奥の院)に進むと、神社が祀られています。毎年5月下旬にここで例祭が行われ、大鬼舞・大獅子・花笠踊り・小鹿舞などが奉納されます。
自然の神秘に囲まれ、人々の生活・文化・信仰とともにあり、佐渡を象徴する池ともいえます。
ミズバショウの群生
初夏になると、ミズバショウの群生が花を咲かせます。(写真撮影時は見頃を過ぎてしまい花は見れません)
周辺には遊歩道も整備されているので、神秘的な雰囲気の中散策を楽しむことも出来ます。
春にはユキツバキが咲き、秋には見事な紅葉を楽しむことが出来、自然に親しむことが出来ます。
高い広葉樹に囲まれているためか、周辺とは隔離された別世界のような雰囲気があり、なんとも神秘的です。
杉池と御神木
実は上の写真は杉池本体ではなく、後に整備された「貯水池」です。
本来の杉池はこの貯水池の奥(奥の院)、杉池大明神の左手にあります。写真に映っている左側の杉の木が御神木です。
http://www.sadokoi.com/area/sugiike.html

― 杉池入口に設置された看板より転載 ―
杉池(貯水池)
赤玉杉池は両津より南東に海岸線で約三十五キロメートル、昭和四十年に県道として開通した赤玉両津港線の沿線 通称四十八ヶ所海抜四百メートルの地にある自然の沼地で、赤玉部落二十五町歩水田の大切な用水路である。
この池の大きさは約十アール、樹齢三百年以上ともいわれる様々な樹々と水バショウ、雪椿の群生にかこまれている静かで神秘的ともいえる池である。
周辺の広葉樹林 杉池と御神木
沼地のほとりに直径約二メートルもある一本の大きな杉があり、これを親木としてその根から更に大小の杉の成木が派生林立して誠に不思議な景観を呈しており、古来から誰いうなく、この池を杉池と称するようになった。
この山一帯は部落の共有で、赤玉耕地二十五町歩の水源涵養林として大切に保存されてきており、また滋には杉池のほかにヒョウタン池と称する面積約三十アールほどの小さい用水池がある。 ここには常に杉池から大量の地下水が注がれ、中の川に支流し、灌漑用水として部落民を潤している。
昭和四十年「天然記念物 杉池広葉樹林」として県の文化財の指定を受け、両津市の八の字(8の意)観光ラインの前浜地区拠点になっている。
また春から秋にかけて、島内はもとより、島外からも自然との触れあいや、霊気を求めて訪れる人、多種多様な植物観察をかねた学生、生徒等、無慮一万人と推定されている。
杉池は水神の王 竜神を鎮り杉池大明神として崇め奉り、毎年六月十五日を例祭として数百年間続けられており、当日は部落の古典芸能の奉納 その他多彩な催し物があり、千人をこえる入山者で賑わいをみせている。
鳥居 杉池は地域の信仰の対象でもある
杉池一帯は竜神を鎮る神秘の山として、村人たりとも容易に入ることができず、特に女人の入山は厳禁され、昭和の始め頃までしばしば、水不足に悩んだとき、農家の家主が山に泊まり込みで雨乞い祈願(真言)を行い、その時の食料は里でつくり、山まで運んで鳥居の外で受け渡し、後で塩をまいて浄めたといわれている。
また近郊の部落からも大勢の農民が一升びんを下げて雨乞いに登り、杉池の御水を受けて帰り田圃の水口に滴して干害と病虫害の斥けを祈った。
そしてこの水を家の神棚に供えて保存しておき、万病の薬として使用し、今日でも尚行っているが、何時までたっても腐らず、澱まず、澄んでいて、誠に霊妙というべきである。
伝えられるところによると、昔 京都から○○と称するものが者が移住してきて、この一帯の自然を利用し、原住の農民を指導して今日の用水池(ヒョウタン池)を造り、この地方の開田を計ったといわれており、以来 治水のため山を保護し杉池大明神を鎮り、農夫の守護神として、また精進の拠りどころを求めた古人の叡智智恵というか、偉大さに我々はひたすら感謝するのみである。

この尊い遺産を何時までも大切に守り、幾代に伝えたいと祈念する。
― 両津市・赤玉観光協会 ―
http://sadokoi.com/area/sugiike_2.html

美しい写真が沢山載っています。
投票数:25 平均点:10.00

投稿者:ゲスト 投稿日時 2015/11/5 13:35
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宝のしゃもじ(新潟県の民話)
むかしむかし、赤玉(あかだま)という村に、次郎右衛門(じろえもん)とおじいさんと、おときというおばあさんが住んでいました。
 二人は貧乏なので、その日に食べるご飯もろくにありません。
 ある日の事、おときおばあさんが杉池(すぎいけ)の近くで草取りをしていると、見事な白馬が池のほとりで草を食べていました。
「はあ、なんと立派な白馬だろう。しかし何でこんなところに、白馬がいるんだろう?」
 おときおばあさんは不思議に思いながらも、草取りを続けました。
 夕方になって草取りは終わりましたが、あの白馬はまだ草を食べています。
「白馬よ。お前、もしかしてまいごになったんか?」
 おときおばあさんが白馬に近づくと、いきなり池の水がザザザーーッと盛り上がり、中から二匹の大蛇がからみ合って出てきました。
「うぇー!」
 びっくりしたおときおばあさんはその場で腰を抜かすと、目を閉じてただ一心にお経をとなえました。
 やがて静かになったので、おときおばあさんがそっと目を開けると、目の前に若い男女が立っていました。
 男の方が、おときおばあさんに声をかけます。
「おばあさん、おどかしてごめんなさい。
 実はわたしたちは、人間ではありません。
 わたしはこの池に住むオスヘビで、この女は立島(たつしま)の太郎左衛門池(たろじえむいけ)に住むメスヘビです。
 わたしたちは好き合っているので、時々こうして白馬に乗ってお互いのところへ会いに来るのです。
 でも、この事を人間が知れば、わたしたちのじゃまをするかもしれません。
 お願いですから、どうかこの事を誰にも言わないで下さい。
 言わないと約束して下さるなら、このしゃもじを差し上げましょう。
 このしゃもじは一粒の米を鍋に入れてかき回せば一升のご飯になり、二粒なら二升のご飯になります。
 ただし、これはおばあさんだけの秘密にして下さい」
 男女はそう言って一本のしゃもじを差し出すと、どこかへ消えてしまいました。
 さて、おばあさんは家に帰ると、言われたようにお米を一粒鍋に入れてしゃもじでかき回してみました。
 するとたちまち一粒のお米がどんどん増えて、やがて鍋一杯のご飯が出来上がったのです。
「何とも、不思議なしゃもじだ。しかし鍋一杯も、食べきれないねえ」
 年寄り二人だけの暮しだったので、おときおばあさんはあまったご飯は海にすてました。
 するとそこへ魚がいっぱい集まってきて、海草もふえました。
 おかげでご飯だけでなく、魚や海草にも不自由しなくなりました。
 そんなある日、おじいさんは、おときおばあさんにたずねました。
「なんでわしらは、こんなに食べ物に不自由しないんだ?魚や海草はともかく、米はどこから手に入れるんだ?米びつの米は、少しもへっとらんようだが」
「えっ?それは・・・。まあ、そんな事どうだっていいじゃないですか。
 毎日こうして、お腹いっぱいご飯が食べられるのだから」
「しかしな」
「男の人が、台所の事を心配せんでもええよ」
「まあ、それはそうだが・・・」
 おときおばあさんは何とかごまかしましたが、それでもおじいさんはお米がなくならない秘密を知りたくて、仕事に行くふりをして台所にかくれていたのです。
 そしておじいさんは、不思議なしゃもじの事を知ったのです。
「ばあさん、そのしゃもじは何じゃ!? そのしゃもじでかき回すと、米かふえたようじゃが」
「あれ? おじいさん、どうしてそんなところに?」
「そんな事は、どうでもいい。とにかく、そのしゃもじを見せてみろ」
「おじいさん、これだけはかんべんしてください」
「いや、見せるんじゃ」
 おじいさんは、おときおばあさんからしゃもじをむりやり取り上げてしまいました。するとそのひょうしに、しゃもじは二つに割れてしまったのです。
「あっ!」その時から、いくらしゃもじでお米をかき回しても増えることはなく、二人はまた貧乏な暮らしに戻ってしまいました。
おしまい
http://hukumusume.com/douwa/pc/minwa/11/07a.htm
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投稿者:ゲスト 投稿日時 2015/11/5 14:51
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青池にすむ雌蛇 = 立島(たつしま)の太郎左衛門池(たろじえむいけ)に住むメスヘビ
東立島の白滝の滝つぼに住んでいるのでしょうか?

白滝(シロタキ) 東立島 落差30m 評価5
 カーナビにも載っていない車一台しか走れない農道を延々と進み、さらに農道の終点に車を停めて、右側の沢におりて5分歩くと滝前へ出ることが出来ます。
 大きな一枚岩を大きく左右に分かれて流れていますが、中央の岩も濡れていることから、雨が降った後は、結構迫力があるかもしれません。
http://www.geocities.jp/gaf03402/oozarenotaki.htm
http://www.geocities.jp/gaf03402/niigata/oozaregawa/oozare/P1020260.jpg
こちらは、白滝手前のにある「滝の代の滝」(たきのしろのたき)落差15m

http://sado2008.jugem.jp/?eid=644
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投稿者:ゲスト 投稿日時 2015/11/5 16:14
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水津村(すいづむら)は、かつて新潟県(前 加茂郡)佐渡郡にあった村。
江戸時代幕末の時点では全域が佐渡奉行が管轄する幕府領であった。
1889年(明治22年)4月1日 - 町村制施行に伴い加茂郡水津村、片野尾村、月布施村、野浦村、東強清水村、東立島村、蚫村、赤玉村が合併し、水津村が発足。
1896年(明治29年)4月1日 - 郡の統合により佐渡郡に所属。
1954年(昭和29年)11月3日 - 佐渡郡両津町、加茂村、河崎村、岩首村、内海府村、吉井村(一部)と合併し、市制施行して両津市となり消滅。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B0%B4%E6%B4%A5%E6%9D%91
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