この昔話って、ひょっとしたら馬鹿婿さんの話なのではないですか?
大正11年に出版された「日本童話宝来集・下巻」には、「馬鹿婿 首まきざうめん」という題で似たような昔話が紹介されています。(コマ番号241/324)
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/945588/241お嫁さんの実家を訪問した馬鹿婿さんが、初めて見たまんじゅうを天井に投げ上げて口で受けて食べたり、そうめんを首に巻きつけたり、屏風の立て方がわからないので、一晩中手で持っていて眠れなかったという話です。
最後のオチでは、
「首巻きざうめん、投げまんぢゆう、
ひつぱり屏風で夜が明けた、
おおもしろや、おもしろや。」
という歌で終わっています。
徳島県勝浦郡上勝町に伝わる昔話との関係が気になるところですね。