子投げ潮 についてのコメント&レビュー投稿
昔、種子島でのこと。その頃は山で暮らす人と、海で暮らす人とが分けられており、お互いのその収穫物を商人を通じて交換し、行き来させているのが常でした。
そんな山の村に年老い...…
全文を見る
投稿ツリー
投稿者:araya 投稿日時 2011/11/2 19:54
『種子島の民話』(下野敏見,未来社)によると「種子島の長浜」とのことらしいですね。
地名では長浜海岸のようですが、母子が禁漁した「誰も出入りしない入江」となると…。山と海で生活が厳しく区分されてる点で海岸北部。彼岸のため山の中腹で村人が墓参りしてた点で、海岸沿いに寺か神社があるところ。真偽は別として話の記述に当てはまるってところで、長浜海岸の下記ぐらいで仮ポイントってのはどうでしょう。
30.558852,130.947384
投稿者:beniko 投稿日時 2011/11/3 0:53
このあたりを地図で見る限り、まーすぐな海岸で「入江」っていう雰囲気じゃないですねぇ。見晴らしが良いくらいの海岸だとこっそり密漁、ってわけにはいきそうにないし。
もう、昔と今とでは海岸線が変わってしまったのでしょうかね。
投稿者:araya 投稿日時 2011/11/3 9:38
長浜海岸に沿って丘陵が迫ってますので、その丘陵からの短い川の河口が大小の入り江を形成しているようですね。仮ポイントにした神社から見える大きな入江のすぐ北側には小さな入り江もありますし。そちらに移動した方が現場っぽさがあっても良いかもですね。
30.556422,130.937626
また、小さな入り江は、何隻も漁船を置いたり網を干したりと共同作業に向かない上、集落からは山影になりやすく不用心というのもありますし。そこで何かする人がいたら後ろめたいことをしてるように映るから、意図的に避けていた可能性もありますね。むしろ、それがために逢引や密談用の入り江として「誰も出入りしない入江」になってたのかもと邪推したりです(^_^)。
投稿者:beniko 投稿日時 2011/11/6 15:58
arayaさん指定の地図の座標にしました。秘密の入り江かー、昔の事を想像すると楽しくなりますね。いろいろ考慮していただき、ありがとうございました。
投稿者:ゲスト 投稿日時 2016/11/20 1:33
悲しいお話。。
海のルールと、山のルールは違うのだなと思いました。
意を決して海まで行ったトメの気持ちも、せつないです。
その当時、入合権や漁業権なんて言葉はなくても、その土地に住む人がその土地の恩恵に預かるルールはあったでしょうし、山のトメが、海の物を採ってもいいのかな、と気になってしまいます。
トメが、浜におりる前に、海の者に一言、声をかけていればなぁと思ってしまいます。
投稿者:親の無知が… 投稿日時 2018/7/2 6:52
山の人間だったトメは、危険な貝とは知らずに触り、手を挟まれてしまった。海の人間なら決して触らなかった貝を。
やはり、ルールというのは理由があって、長年地の人は守ってきた訳で、
生活が苦しく、トメも必死だったんだと思う。でも厳しい言い方かも知れないけど、あまりに無知で浅はかだったと思う。
まだ、トメは自身の行いで招いた結果だから、誰を恨むでなく、自己責任だけど、チヨは生まれたばかりなのに、まだこれからなのに、親の無知の犠牲になって可哀想だと思う。乳飲み子を家に置いてこれなかったんだろうけど、連れてきたが為に、巻き添えになってしまった。
本当に可哀想なのは、チヨだと思った。
投稿者:ゲスト 投稿日時 2018/11/6 23:28
これをモデルに手塚治虫がブラックジャックで似たお話を描いてます
そこでは素潜りが得意な男の子がシャコガイに足を挟まれてしまう流れです
トメと違い、男の子はブラックジャックの機転で助かります
投稿者:あきこ 投稿日時 2021/5/27 3:50
私は覚えていませんが、昔一緒に見たらしく母はこの話を覚えていました。
お話の中で、母親が必死に娘の名を呼ぶところが泣けてしかたなかった、今思い出しても涙が出ると申しておりました。
・・・悲しいお話ですね。