この昔話は、大正8年に出版された「沖野岩三郎著作集・第3編 童話集・熊野詣り」という本に掲載されています。(コマ番号53/129)
https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/958933/53沖野岩三郎は Wikipediaの情報によれば、「基督教会の牧師となり、宗教活動をしながら小説を書き、牧師作家と呼ばれ、児童読物、通俗小説」を書いていた、と書かれています。
「紀州の民話」では、沖野岩三郎の話として「ふしぎなひょうたん」というものもありますが、どちらも創作なのではないでしょうか?