Re: 清滝山の赤ぼうれ

清滝山の赤ぼうれ についてのコメント&レビュー投稿
昔ある所に、百姓仕事そっちのけで、猟が大好きな清三という男がいた。 ある稲刈りの時期、2人は「鴨ふせ」をすることにした。「鴨ふせ」とは明け方、鴨が餌を求めて田んぼの低い...…全文を見る

Re: 清滝山の赤ぼうれ

投稿者:日清皿太夫 投稿日時 2021/11/24 3:23
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 ご存じ『おいてけ堀』の亜流という筋立てで、ご機嫌な動きと表情によって恐ろしさはだいぶ薄まりました。キャラクターの表情は、心理描写まで行う絵作りによってひたすら饒舌。清三はウサギを放り出し明日が楽しみと駆け出す視線がもう明日に向かっているし、罠をこしらえながら無邪気に笑い、袋に押し込まれるカモの羽根先には苦しみも現れて、ごんすけのほほ笑みはと~っても意味ありげ。
 No.1091「消えたかぶら矢」で惚れた江口摩吏介さんの『昔ばなし』担当回は、No.1217「愛宕さんの火縄」は愛宕さんが厳かに燃やす怒りまで描かれ、No.1295「宝しゃもじ」では女房の仕草からヘビのしっぽまで、繊細ながら雄弁。No.0655「百物語」は庄屋の息子のスケベ心が、というナレーションに合わせて腹の底が丸分かりになるような目つきを見せ、優しい言葉が全部建前なのも絵で伝わる。でもこのボンボン、ブッ壊れて手前にチョロQ並みに疾走して来ても、ちゃんとカメラを避けるんですよ!高価な借り物のカメラとレンズに気を遣うかの如く!(※そこまで狙っているかは不明)
 どれもキャラクター表現を声優に丸投げせず、各登場人物がちゃんと気持ちを作って、深味のある芝居を絵で見せてくれる。普通アニメで「このキャラすっごく演技が上手い!」と感じる事は無く、江口Dが関わった他のアニメ作品でも『昔ばなし』ほど持ち味が力強くは伝わって来ません。

 そうそう、ごんすけは姿形にも魂胆があるようですね。若いのに酒焼けらしい大きな赤い鼻は、“赤ぼうれ”そっくりに見えないでしょうか。
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