Re: しゅのばん

しゅのばん についてのコメント&レビュー投稿
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Re: しゅのばん

投稿者:Perenna 投稿日時 2020/4/7 22:58
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「朱の盤」の昔話は、未来社の「福島の民話・第二集」(片平幸三編)にも収録されています。
ただし、アニメのストーリーとはまったく違っています。
「慶長年間、関ヶ原の戦いの前夜。会津若松城主・上杉景勝は徳川家康と敵対し、石田三成と組んで西軍側につきました。
その時、居城の鶴ヶ城の守りが不利であると考えて、西の阿賀川沿いの土地に神指城を築き始めました。
たくさんの人夫が築城のために若松の町に集まりましたが、毎晩のように諏訪神社の境内に朱の盤という化け物が出没するという噂が広まります。
これを聞いた山田角之進という侍が、化け物退治のため諏訪神社の森に出かけました。」
以下はアニメと同じような展開で、あちこちで人間に化けた朱の盤におどかされて、ほうほうのていで逃げ帰り、とうとう病気になってしまったというオチです。
会津若松市本町2-50に鎮座する諏方神社は、鶴ヶ城の西北に位置し、会津藩祖・保科正之公も尊崇した会津大鎮守六社のひとつです。
そこからさらに西北にあたる会津若松市神指町本丸が、神指城の城跡です。
アニメのもとになった昔話や「ゲゲゲの鬼太郎」に出てくる「しゅのばん」は喜多方市の諏訪宮に出没したらしいですが、このふたつの神社の間にはどのような関係があるのでしょうか?
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