Re: 雷と月と日
投稿者:Perenna 投稿日時 2020/2/24 22:22
この昔話と同じ内容のものが「越中の民話・第一集」(未来社)にもありますね。
「お日さまとお月さまと雷の京参り」(氷見・射水郡)という題です。
伊勢参りではなくて京参りの話ですが、雷があまりにもやかましいので、お日さまとお月さまは困ってしまい、あくる朝の暗いうちに起きて、さっさと宿屋から出ていってしまいます。
寝坊した雷さまは「月日のたつちゃあ何ちゅう早いのぉ。わしもひとつ、夕立にしようか」と言って出発すると、たちまちざあっとひどい夕立になった、というオチです。
こういう話って、なんとなく落語か笑い話みたいな印象を受けますね。
徳島県で伝承されている昔話とは、いったいどのような関係なのでしょうか?