目次
もちやきおしょうさん,ごはんたき,ふえふきおおかみ,どくなしとちゃわん,たぬきむすめ,ばけくらべ,のみのきば,しごとはべんとう,かしこいひつじかい,たからのかけじく,どじょうなべ,三人のえかきさん,けちんぼうのごちそう,くったかくわないか,かじのあったとき,かた目ちがい,三つのかけ
とんちばなし(幼年みんわ06)読んだ感想というかメモ
- もちやきおしょうさん
- 山梨地方の話。和尚さんのけちん坊を、小僧さんがトンチでへこますという話は、これは和尚が悪者ではなく、幼くて辛い修行する小僧への同情と激励の心が含まれているものでしょう。※この民話は「日本昔話集成:関敬吾著」に収められています。(解説より)
- ごはんたき
- 吉四六話です。とんちといえば、すぐに彦市というほど、彦市とんち話は広く知られています。彦市は九州熊本の人といいますが、同じ九州に吉四六(きっちょむ)というとんちのうまい人があります。実は彦市よりも、この吉四六のほうが話は多く残っています。しかし吉四六にも、彦市にも、種類はいろいろあって、名前も彦八、彦九郎、吉五、吉五郎などとなっています。いずれも、九州地方の代表的とんち者といえるでしょう。※この民話は「日本昔話集成:関敬吾著」に収められています。(解説より)
- ふえふきおおかみ
- イソップ寓話の中にあり、二千五百年前から伝わっているもので、外国の話は、日本のものにくらべると、おおらかで味わいの違った面白味があります。(解説より)
- どくなしとちゃわん
- 岩手地方の話。和尚さんのけちん坊を、小僧さんがトンチでへこますという話は、これは和尚が悪者ではなく、幼くて辛い修行する小僧への同情と激励の心が含まれているものでしょう。※この民話は「日本昔話集成:関敬吾著」に収められています。(解説より)
- たぬきむすめ
- 高知地方の話。爺さま話で、相手がたぬきです。爺さま話はいろいろありますが、婆さま話はわりあいに少ないようです。きつねもたぬきも同じようなものかも知れませんが、日本ではたぬきよりもきつねの話の方が多く残っています。なぜか四国地方には、たぬきの話が多くて、たぬきの群れが、源平合戦の芝居をして見せるというような民話も残っています。※この民話は「日本昔話集成:関敬吾著」に収められています。(解説より)
- ばけくらべ
- 広島地方の話。動物同士の話で、この種の民話も数多くあります。※この民話は「日本昔話集成:関敬吾著」に収められています。(解説より)
- のみのきば
- 江戸が舞台になっていますが、なぜか秋田地方に伝わっています。※この民話は「日本昔話集成:関敬吾著」に収められています。(解説より)
- しごとはべんとう
- 山梨地方の話。民話には、弱い者が強い者に対して、せめてもの腹いせに、ある抵抗を示したものが沢山あります。この話は、そういう意味を持ったとんち話でしょう。※この民話は「日本昔話集成:関敬吾著」に収められています。(解説より)
- かしこいひつじかい
- アルバニアの話。「世界の民話:矢崎源九郎編」に収められています。(解説より)
- たからのかけじく
- 岩手地方の話。「聴耳草紙:佐々木喜善著」の中にあります。(解説より)
- どじょうなべ
- 長崎地方の話。ある特徴をとりいれた話といえましょう。※この民話は「日本昔話集成:関敬吾著」に収められています。(解説より)
- 三人のえかきさん
- 埼玉地方の話。ある特徴をとりいれた話といえましょう。※この民話は「日本昔話集成:関敬吾著」に収められています。(解説より)
- けちんぼうのごちそう
- ソビエトの話。「世界の民話:矢崎源九郎編」に収められています。(解説より)
- くったかくわないか
- 広島地方の話。和尚さんのけちん坊を、小僧さんがトンチでへこますという話は、これは和尚が悪者ではなく、幼くて辛い修行する小僧への同情と激励の心が含まれているものでしょう。※この民話は「日本昔話集成:関敬吾著」に収められています。(解説より)
- かじのあったとき
- 吉四六話です。とんちといえば、すぐに彦市というほど、彦市とんち話は広く知られています。彦市は九州熊本の人といおいますが、同じ九州に吉四六(きっちょむ)というとんちのうまい人があります。実は彦市よりも、この吉四六のほうが話は多く残っています。しかし吉四六にも、彦市にも、種類はいろいろあって、名前も彦八、彦九郎、吉五、吉五郎などとなっています。いずれも、九州地方の代表的とんち者といえるでしょう。※この民話は「日本昔話集成:関敬吾著」に収められています。(解説より)
- かた目ちがい
- 石川地方の話。婆さま話で、相手がきつねです。爺さま話はいろいろありますが、婆さま話はわりあいに少ないようです。きつねもたぬきも同じようなものかも知れませんが、日本ではたぬきよりもきつねの話の方が多く残っています。※この民話は「日本昔話集成:関敬吾著」に収められています。(解説より)
- 三つのかけ
- 岩手地方の話。「聴耳草紙:佐々木喜善著」の中にあります。(解説より)
※この書籍情報は、紅子が実際に書籍を手にして内容をざっと確認したものです。(2012年7月現在)