目次
おにのこぶとり,てんぐのこまくらべ,おにろくとだいろく,てんぐのかくれみの,上のかっぱ下のかっぱ,はらの中のちびおに,おにつきでんべえ,てんぐのおきみやげ,おにのよめさん,てんぐのまつ
おに・てんぐばなし(幼年みんわ01)読んだ感想というかメモ
- おにのこぶとり
- 宇治拾遺物語(鎌倉時代の説話集)によったもの。類話が世界的に分布しています。(解説より)
- てんぐのこまくらべ
- 静岡県の北伊豆地方の民話で、「神かくし伝説」と混合したものと思われます。(解説より)
- おにろくとだいろく
- 岩手県胆沢(いさわ)地方の民話で、原話は「聴耳草紙:佐々木喜善 編」に収められています。(解説より)
- てんぐのかくれみの
- この話は日本各地に分布しますが、みな少しずつ違っています。これは新潟県古志地方の民話です。(解説より)
- 上のかっぱ下のかっぱ
- これによく似たお話は沢山ありますが、岩手県閉伊川地方の民話で、原話は「聴耳草紙:佐々木喜善 編」に収められています。(解説より)
- はらの中のちびおに
- 北伊豆地方の民話で、この地方の農村一帯には昔、牛や馬に鬼神(ちくしょうおに)がついて守っているという信仰があったようです。(解説より)
- おにつきでんべえ
- 新潟県小千谷地方の民話で、後半が「節分縁起」と「仏教信仰」のまじったものになっています。(解説より)
- てんぐのおきみやげ
- 駿豆地方の民話で、日金山というのは今の箱根山の十国峠にあたります。この辺りは、昔から亡者があつまるところと言い伝えられています。(解説より)
- おにのよめさん
- 伊豆の天城北鹿に伝わる民話で、「節分縁起」とむすびついたものです。(解説より)
- てんぐのまつ
- 中伊豆地方に伝わる巨木伝説のひとつです。伊豆地方は、昔から良い材木がでる地方です。(解説より)
※この書籍情報は、紅子が実際に書籍を手にして内容をざっと確認したものです。(2012年7月現在)