このお話に投票する
  • 各お話への投票は一度だけにお願いします。
  • 評価は 1 から 10 までです。(1が最低、10が最高)
  • 客観的な評価をお願いします。点数が1か10のみだと順位付けの意味がありません。
  • サイト管理人は各お話に投票できません。
  

No.0443
いまにきつつきになるよ
いまにキツツキになるよ

放送回:0277-A  放送日:1981年02月21日(昭和56年02月21日)
演出:殿河内勝  文芸:沖島勲  美術:亀崎経史  作画:殿河内勝
滋賀県 ) 17292hit
おしゃれ好きなキツツキはお釈迦様の死に目にも間に合わず…

昔、まだお釈迦様がこの世を治めていた頃、とてもおしゃれ好きのキツツキがおりました。

キツツキは朝から晩まで水鏡で自分の姿をうつしては身づくろいに余念がありませんでした。泥まみれで働くスズメや、土の中で暮らすミミズに「そんな恰好じゃみっともないですよ」といつも言っていました。

ある日のこと、お釈迦様が急な病で倒れてしまい、これを知った動物たちはいっせいにお釈迦様のもとへ駆けつけました。一番にかけつけたスズメは泥で汚れて真っ黒でしたが、お釈迦様はたいそう喜んで「米が実ったら誰よりも早く米を食べてもよい」と言いました。その次にやってきたミミズには「この世の土を全部やろう」と言い、他の動物それぞれにもご褒美を与えて、そして亡くなりました。

ところが、キツツキだけは髪型の乱れに気を取られて、お釈迦様の死に目に間に合いませんでした。でもお釈迦様は「一日に三匹だけ虫をやろう」と、遺言を残していました。それ以来、キツツキは一日中、木をついばんでほんのわずかの虫しか食べられないようになりました。

そこで昔の人々は、あまりおしゃれしてばかりいると「今にキツツキになるよ」と、いうようになりました。

(紅子 2011-11-28 0:48)


ナレーション常田富士男
出典滋賀県余呉町
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • このページを印刷
追加情報
本の情報講談社テレビ名作えほん第062巻(発刊日:1986年10月)
講談社の300より書籍によると「滋賀県のお話」
8.6667 8.67 (投票数 3) ⇒投票する
※掲載情報は 2011/11/28 0:48 時点のものです。内容(あらすじ・地図情報・その他)が変更になる場合もありますので、あらかじめご了承ください。
現地関連情報
出典本調査 facebook
Twitter

オンライン状況

25 人のユーザが現在オンラインです。 (19 人のユーザが お話データベース を参照しています。)

新着コメント(コメント24件)