このお話に投票する
  • 各お話への投票は一度だけにお願いします。
  • 評価は 1 から 10 までです。(1が最低、10が最高)
  • 客観的な評価をお願いします。点数が1か10のみだと順位付けの意味がありません。
  • サイト管理人は各お話に投票できません。
  

No.0155
おぶさりてい
おぶさりてい
高ヒット
放送回:0096-A  放送日:1977年08月13日(昭和52年08月13日)
演出:久米工  文芸:境のぶひろ  美術:久米工  作画:久米工
東北地方 ) 31812hit
あらすじ

ある村に、仲良しの百姓夫婦が住んでいた。この亭主はひどく臆病者で、夜中に一人で小便に行くことすらできなかった。

女房は亭主の臆病を治してあげようと、夕顔の花が化け物の正体だよ、と嘘を付いた。これを信じた亭主の臆病は、すっかり治ってしまった。

この年の夏も過ぎたころ、村はずれの野原のあたりに夜な夜な化け物が出るようになった。亭主は、きっと化け物の正体は夕顔の花だろう、と言って、化け物を捕まえに出かけた。

その化け物が「おぶさりてぇ~、おぶさりてぃ~、ばろ~ん」と言うので、亭主はおぶって家へ連れて帰った。怖がる女房を尻目に、亭主は床の間に化け物を下ろし、そのまま疲れて寝てしまった。

翌朝、目を覚ますと床の間には大きな金の山があった。昔、このあたりは金の採掘をしていた所なので、きっと堀り残された金が、誰かに使ってほしくて化け物になって現れたのだろう。

金は役所に届けたが、全部夫婦の物となり、大変な長者になったそうな。

(紅子 2011-7-16 2:30)


ナレーション市原悦子
出典清水真弓(角川書店刊)より
出典詳細妖怪と人間(日本の民話07),清水真弓,角川書店,1973年4年20日,原題「おぶさりてい」,伝承地「東北地方」
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • このページを印刷
追加情報
本の情報サラ文庫まんが日本昔ばなし第26巻-第127話(発刊日:1978年11月24日)
サラ文庫の絵本より絵本巻頭の解説には地名の明記はない
7.6250 7.63 (投票数 16) ⇒投票する
※掲載情報は 2011/7/16 2:30 時点のものです。内容(あらすじ・地図情報・その他)が変更になる場合もありますので、あらかじめご了承ください。
現地関連情報
出典本調査 facebook
Twitter

オンライン状況

47 人のユーザが現在オンラインです。 (13 人のユーザが お話データベース を参照しています。)

新着コメント(コメント24件)