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No.1342
たいぞうとてんぐどん
大蔵と天狗どん

放送回:0851-A  放送日:1992年07月11日(平成04年07月11日)
演出:青木久利  文芸:沖島勲  美術:小出英男  作画:青木久利
長崎県 ) 14602hit
あらすじ

昔、長崎の八天岳(はってんだけ)の麓に百姓夫婦が住んでおって、八天岳の天狗どんに子供ができるように毎日お願いしておったそうな。するとある晩、おかかは八天岳の天狗どんが腹に飛び込んだ夢を見て、元気な男の子を産んだそうじゃ。この子は大蔵と名付けられ、親孝行で気の優しい、大変な力もちになった。

そんなある日、大蔵が芝を刈りに八天岳に出かけると、大岩の上から天狗どんが呼びかけて来たそうじゃ。それから毎日、大蔵は天狗どんと相撲をとるようになり、近在で一番相撲が強くなった。そうして大蔵が江戸に上ることになった時、天狗どんは大蔵に天狗の力を授け、人情に負けてわざと相手に負けるとその力はなくなってしまうと忠告したそうじゃ。

こうして江戸で相撲取りとなった大蔵は、投げ技が速いことから「稲妻」という四股名(しこな)をもらい、毎日素晴らしい取り口で勝ち続けた。そうして明日は千秋楽という日の夜、龍ヶ岳という黒星続きの相撲取りが大蔵を訪ねてきた。龍ヶ岳は「明日、田舎から両親が相撲を見にやってくる。どうか明日は自分を勝たせてくれ。」と大蔵に頼んだそうな。大蔵は龍ヶ岳の頼みを一旦は撥ねつけた。

じゃが翌日、稲妻大蔵と龍ヶ岳の取り組みが始まると、大蔵の目に龍ヶ岳の年老いた両親が必死になって息子を応援する姿が映った。大蔵は思わず体の力を抜き、龍ヶ岳に負けてしもうたそうじゃ。

こうして情けに負けた大蔵は、それから天狗どんが言うたとおり力が入らなくなり、とうとう相撲を辞めて長崎へ帰ることになった。じゃが、あの時、涙を流して喜んだ龍ヶ岳の両親のことを思い出すと、これで良かったのだと、大蔵はまた気持が晴れ晴れとしてくるのじゃった。

その後大蔵は、また昔のように両親を助けて百姓仕事に精を出したそうな。そうして、天狗どんからもらった神通力がなくなっても、まだまだ何をやっても普通の人よりずうっと力が強かったそうじゃよ。

(投稿者:ニャコディ 投稿日時 2014/4/27 11:40) 


参考URL(1)
http://sumou-shiseki.cocolog-nifty.com/blog/2006/06/post_9b49.html
参考URL(2)
http://www2.odn.ne.jp/yumat/yama_isa_hatten.html
ナレーション常田富士男
出典長崎県
VHS情報VHS-BOX第6集(VHS第54巻)
場所について諫早市飯盛町の八天岳
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※掲載情報は 2014/4/27 11:57 時点のものです。内容(あらすじ・地図情報・その他)が変更になる場合もありますので、あらかじめご了承ください。
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