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No.1286
ここのえのかえで
九重の楓

放送回:0813-B  放送日:1991年09月14日(平成03年09月14日)
演出:若林常夫  文芸:沖島勲  美術:青木稔  作画:若林常夫
岩手県 ) 15067hit
あらすじ

昔ある所に、様々な骨董品、珍品を集めることを競っている庄屋と和尚がいた。

ある時、和尚が大変美しい楓(かえで)の古木を手に入れた。それは幾重にも紅葉した葉を茂らせた、実に見事な九重の楓だった。和尚がそれを庄屋に見せて自慢すると、庄屋は何とかこの楓の木をゆずってほしいと和尚に頼み込む。しかし和尚は、この楓の古木に比べれば、家屋敷など何の価値もないと言って聞き入れない。

そこで庄屋は夜中にこっそり楓を盗んでしまう。後日庄屋は楓を和尚に自慢するが、和尚は自分の楓を盗んだのだろうと怒る。しかし庄屋は似た楓だと言って白を切る。

怒った和尚は禁じられた呪の法術を使い、庄屋の馬を次々と殺す。恐れをなした庄屋が楓を元に戻すが、何回も植え替えたためか、この楓の古木は枯れてしまった。その後庄屋の家は家運が傾き、土地を切り売りしてその場をしのいでいたが、やがて没落してしまった。

そして、寺の方も自分の欲のために禁断の呪術を使ったためか、その後寂れてしまい、とうとう本堂ともども跡形もなく消えてしまったという。

(引用/まんが日本昔ばなし大辞典)


ナレーション市原悦子
出典岩手県
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※掲載情報は 2011/2/11 22:30 時点のものです。内容(あらすじ・地図情報・その他)が変更になる場合もありますので、あらかじめご了承ください。
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