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円海長者と牛どん(えんかいちょうじゃとうしどん)

放送回No.0900(0567-A)
放送日1986年09月27日(昭和61年09月27日)
出典福井県
クレジット演出:三輪孝輝 文芸:沖島勲 美術:三輪孝輝 作画:三輪孝輝
ナレーション市原悦子
備考里のかたりべの「かわうそたちとねこと牛どん」でも放送。大牛がよだれで文字を書いた庭石は、『よだれ石』として、今でも文室(ふむろ)の正高寺(しょうこうじ)に残っているそうです。

あらすじ

越前の味真野(あじまの)に、小山のように大きな体の牛がいた。大食らいで怠け者の牛は、長者の家で養ってもらう事になった。
 
その頃、都では三十三間堂というお堂を建てる事になったが、大きな棟木(むなぎ)を土手に引き上げるのに手を焼いていた。そこで、長者の家で飼われているこの怠け者の牛が借り出されることになった。
 
この牛は、無事に大きな棟木を引き上げることに成功し、立派に役目を果たした。その後、牛は長者の家に戻り、相変わらず食っては寝ての暮らしを続けた。

(紅子 2011-7-25 1:09)


地図:越前の味真野(地図は適当)

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