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豆コ話(まめこばなし)

放送回No.0603(0377-B)
放送日1983年01月29日(昭和58年01月29日)
クレジット演出:フクハラ・ヒロカズ 文芸:沖島勲 美術:青木稔 作画:フクハラ・ヒロカズ
ナレーション市原悦子

あらすじ

民衆の笑い話(角川書店,1973年12年25日)に、同タイトル名のお話があり「このお話かもしれない」ということであらすじを書いてみます。

 

昔ある所に、お爺さんとお婆さんが住んでいました。

ある日、土間を掃いていると、一粒の豆を見つけました。お爺さんは「この豆をどうしようか」とお婆さんにたずねると、お婆さんは「庭にまくと鶴がほじくる、小屋にいれるとネズミがかじる、家の中だと黒猫が引っぱり回す」と答えました。

二人は、豆を炒ってきな粉にしよう、という事になり、大きな鍋を出してきて炉にかけました。すると小さな一粒の豆がふくれてきて、鍋いっぱいになりました。そして、大きな臼でひいてたくさんのきな粉を作りました。

大切なきな粉を黒猫に舐められないように、お爺さんの寝床の中に隠していきました。夜になって、お爺さんはきな粉を守るように眠りにつきましたが、うっかり寝屁をこいてしまい、きな粉はブワッと飛び散りました。

飛び散ったきな粉は、お婆さんのお尻にくっついてしまい、鶴やネズミや黒猫まで集まってきて、みんなでお婆さんのお尻のきな粉を全部なめてしまいましたとさ。

(紅子 2013-10-20 3:05)


参考URL(1):http://www.v-toono.jp/mugasi/38.html

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