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かわうそと狸と兎(かわうそとたぬきとうさぎ)

放送回No.0484(0304-A)
放送日1981年08月29日(昭和56年08月29日)
出典滋賀県
クレジット演出:殿河内勝 文芸:沖島勲 美術:西村邦子 作画:殿河内勝
ナレーション常田富士男
備考里のかたりべの「かわうそたちとねこと牛どん」でも放送

あらすじ

昔々ある山奥に、かわうそと狸とうさぎがいた。退屈していた三匹は、買い物帰りのばあさんを驚かしてやろうと思った。

道に倒れたふりをした狸に驚いたばあさんから、ゴザにつつまれた荷物を奪った。奪った荷物の中には、塩と豆が入っていた。そこで、三匹で山分けすることになり、かわうそは塩を取り、ウサギは豆を、狸はゴザを受け取った。

翌朝、三匹ともそれぞれが苦しそうにしていた。かわうそは一晩中、好きな塩を舐めながら水を大量に飲んだため、腹が膨れてしまった。うさぎも一晩中、豆を食い続けたため、口の中がブツブツと荒れてしまった。ゴザの上で寝ようとした狸は、滑るゴザの上では全く眠れず、睡眠不足だった。

これに懲りて、三匹は二度とイタズラをしなくなった。

(紅子 2011-7-25 1:15)


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