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雷さまと桑の木(かみなりさまとくわのき)

放送回No.0047(0027-A)
放送日1976年04月10日(昭和51年04月10日)
出典(表記なし)
クレジット演出:多井雲 文芸:沖島勲 美術:小関俊之 作画:菊田武勝
ナレーション常田富士男

あらすじ

幼くして父親を亡くした男の子が、母親のいいつけで茄子の苗を買ってきて植えると、苗はぐんぐん伸びて雲の上まで届いた。その茄子の木を登って雲の上に行くと、大きな屋敷があった。

そこにいたおじいさんが、毎日おいしい茄子を貰っているお礼だと言って、二人の娘に男の子をもてなさせた。そのあと、おじいさんは仕事があると言って雷様の姿になり、太鼓をたたき、娘の一人が鏡で稲妻を、もう一人が柄杓で雨をふらせた。

男の子はおもしろがって、娘から柄杓を借りて雨を降らそうとするが、雲から足を踏み外してしまった。落ちたところは桑畑で、運良く桑の木にひっかかり助かった。

それ以来、雷さまは、男の子を助けてくれたお礼に、桑の木の側には雷を落とさなくなったという。

(稿: 蔵人 本掲載日2012-8-14 5:43 )


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