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雀のくれたひょうたん(すずめのくれたひょうたん)

放送回No.0393(0246-A)
放送日1980年07月19日(昭和55年07月19日)
出典安池正雄(未来社刊)より
クレジット演出:白梅進 文芸:沖島勲 美術:亀崎経史 作画:白梅進
ナレーション常田富士男

あらすじ

昔、心優しいおばあさんと意地悪ばあさんが、隣同士で住んでいた。

ある日、近所の悪ガキが怪我をさせた雀を、優しいおばあさんが手当てしてあげた。

すると元気になった雀は、お礼にひょうたんの種を持ってきた。 おばあさんがそれを育てるとたくさん実がなったので、収穫したひょうたんを屋根いっぱいに吊しておいた。 そしたらなんと、そのひょうたんの米が出てきた。

それを見ていた意地悪ばあさんも、さっそく雀を捕まえ痛めつけて 「介抱してやったんじゃから、ワシにもひょうたんの種持ってこい」と脅した。

まんまと種を手に入れた意地悪ばあさんは、 さっそく育てて実ったひょうたんを収穫し、屋根に吊した。 しかしいくら待っても米が出てこない。 怒った意地悪ばあさんがひょうたんを叩くと、中から大量の蛇やゲジゲジが出てきた。

家と体を虫だらけにしてしまった意地悪ばあさんは、気絶してしまいましたとさ。

(引用/まんが日本昔ばなし大辞典)

 


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