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No.0393
すずめのくれたひょうたん
雀のくれたひょうたん
高ヒット
放送回:0246-A  放送日:1980年07月19日(昭和55年07月19日)
演出:白梅進  文芸:沖島勲  美術:亀崎経史  作画:白梅進
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あらすじ

昔、心優しいおばあさんと意地悪ばあさんが、隣同士で住んでいた。

ある日、近所の悪ガキが怪我をさせた雀を、優しいおばあさんが手当てしてあげた。

すると元気になった雀は、お礼にひょうたんの種を持ってきた。 おばあさんがそれを育てるとたくさん実がなったので、収穫したひょうたんを屋根いっぱいに吊しておいた。 そしたらなんと、そのひょうたんの米が出てきた。

それを見ていた意地悪ばあさんも、さっそく雀を捕まえ痛めつけて 「介抱してやったんじゃから、ワシにもひょうたんの種持ってこい」と脅した。

まんまと種を手に入れた意地悪ばあさんは、 さっそく育てて実ったひょうたんを収穫し、屋根に吊した。 しかしいくら待っても米が出てこない。 怒った意地悪ばあさんがひょうたんを叩くと、中から大量の蛇やゲジゲジが出てきた。

家と体を虫だらけにしてしまった意地悪ばあさんは、気絶してしまいましたとさ。

(引用/まんが日本昔ばなし大辞典)

 


ナレーション常田富士男
出典安池正雄(未来社刊)より
出典詳細神奈川の民話(日本の民話19),安池正雄,未来社,1959年05月30日,原題「雀のくれたひょうたん」,話者「安池鍬蔵」
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※掲載情報は 2011/2/11 22:30 時点のものです。内容(あらすじ・地図情報・その他)が変更になる場合もありますので、あらかじめご了承ください。
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コメント一覧
3件表示 (全3件)
ゴンザ  投稿日時 2020/5/15 23:10
この話の原典は、宇治拾遺物語に入っている腰折れ雀だと思う。でも原典と違い隣の婆が毒虫やヘビに殺されずに済んでる。やはり死ぬとかそういうシーンはこの頃には駄目だったんだろーか…
朝顔  投稿日時 2018/5/3 20:49
あらすじで、意地悪婆さんがその後大人しくなったことと正直なお婆さんがひょうたんから出たお米のおかげで幸せに暮らした部分が抜けていると思います。
ゲスト  投稿日時 2014/10/13 21:35 | 最終変更
違う違う違う!
怪我をさせたのは意地悪ばあさんじゃなく、近所の悪たれガキ共ですよ!
ちゃんと子供が逃げるシーンもあるし、ばあさんも「しようのない悪たれ共じゃ…」つってます
そこだけ訂正お願いします!
__
訂正しました。ありがとうございました。(2014/10/19)
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