No.0314
ねこづか
猫塚

放送回:0196-B  放送日:1979年08月04日(昭和54年08月04日)
演出:山田みちしろ  文芸:沖島勲  美術:亀崎経史  作画:山田みちしろ
要調査 / 静岡県 ) 19131hit
あらすじ

長年可愛がられたお寺の猫が、旅人に扮して寺に泊まりに来たデカいネズミの化け物を退治して討ち死にするというお話。

その猫を和尚さんが埋めた塚が猫塚ということですが、結構全国各地に残っているみたいです。猫だってたまには人間に良いことするみたいです。

(引用/まんが日本昔ばなし大辞典)


ナレーション未見のため不明
出典クレジット不明
出典詳細遠江・駿河の民話(菅沼五十一,未来社)かもしれない
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追加情報
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※掲載情報は 2011/2/11 22:30 時点のものです。内容(あらすじ・地図情報・その他)が変更になる場合もありますので、あらかじめご了承ください。
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コメント一覧
3件表示 (全3件)
Perenna  投稿日時 2021/8/20 23:14
御前崎の猫塚については、「日本の伝説30・静岡の伝説」(角川書店)にも紹介されています。
「昔、このあたりに遍照院という寺があった。そこの住職が浜辺で子猫を拾ってきて育てた。
その数年後、ひとりの旅僧が遍照院を訪れた。色あくまでも黒く異相をした僧だったが、住職は心よく挂錫(かしゃく)をゆるした。その夜ふけに本堂のあたりではげしい物音が起こった。その騒ぎは暁方までつづいて納まった。明るくなってから本堂をうかがうと、寺の猫と、犬ほどもある大鼠が血まみれになって死んでいた。
姿を消した旅僧は、住職に危害を加えようとした大鼠の化身で、猫が身を挺して主(あるじ)の危難を救ったのであろうといわれた。忠義な猫の供養のためにつくったのが猫塚である。大鼠のほうも、劫(ごう)を経ている妖怪でその祟りも恐ろしいので、猫塚の近くに鼠塚をつくって葬ったという。」

以上、ご参考までにお知らせいたします。
ゲスト  投稿日時 2019/5/6 18:57
場所について御前崎町上岬の猫塚らしい
おんみ  投稿日時 2016/12/14 12:32
 その昔、御前崎に遍照院という寺があった。そこの住職がある時、難破した船の木片に取りすがって流れてきた子猫を助けて、寺で飼うことにした。
 それから10年の月日が流れた頃、遍照院に旅の僧が宿を求めてきた。住職を快くその僧を迎え入れた。そして3日目の夜、突然本堂の屋根裏で何かが格闘する大きな物音がした。翌朝、おそるおそる屋根裏を覗いてみると、寺の飼い猫と隣家の猫が深手を負って倒れていた。さらにそのそばには、旅僧の衣服をまとった大鼠が死んでいたのである。旅の僧に化けて住職を喰い殺そうとした大鼠の企みに気付いた猫が、命を助けて貰った恩義に報いるために、大鼠を倒して住職の危難を救ったのである。
 住職はこの2匹の猫を懇ろに葬り、そこに塚を建てた。これが現在でも残る猫塚である。
 一方の殺された大鼠であるが、こちらは海に捨てることとなったが、運びきれずに海岸近くにうち捨てられてしまった。すると住職の夢枕に大鼠が現れ、改心して今後は海上の安全と大漁を約束すると伝えた。そこで住職は、大鼠のためにも塚を建ててやったのである。それがねずみ塚である。



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