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No.0302
がわっぱとおたけどん
がわっぱとお竹どん

放送回:0188-B  放送日:1979年06月02日(昭和54年06月02日)
演出:大西清  文芸:沖島勲  美術:亀崎経史  作画:大西清
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あらすじ

昔ある所に、大変いたずらもののがわっぱ(カッパ)たちが住んでいる川がありました。

このいたずらカッパたちは、近くに住む庄屋の家の女中「お竹どん」だけには、頭が上がりませんでした。それにはこんな理由があります。

二~三年前の事、庄屋がカッパたちの川で釣りをしていました。カッパたちは、庄屋が釣り上げた魚を盗むイタズラをしていると、一匹のカッパが庄屋につかまってしまいました。

庄屋はすばやくカッパの頭の皿から水をかき出して、カッパの力を封じました。そして、懲らしめのために、炎天下の中、荒縄で縛りつけておきました。

次第に弱っていくカッパを見て、お竹どんは「水は命のおおもと、それを絶ってしまうとは思い上がりが過ぎるのではないか」と思いました。

でも、女中のお竹どんが、勝手にカッパに水を与えるわけにはいきません。そこでお竹どんは、全く水を使わず料理したり、米は水なしで炊いたり、使用人たちに水を与えず、馬にも全く水を与えませんでした。

のどが渇いて暴れる馬をみた庄屋は、慌てて「水じゃ、水、水を持って来い!」とお竹どんに声をかけました。お竹どんは、水がいっぱい入った桶を手にして、庭にいる馬や使用人に水をぶっかけました。

そしてお竹どんは、どさくさに紛れて縛られていたカッパにも水をかけました。頭の皿に水が入ったカッパは力を取り戻し、縄を引きちぎって川へ逃げて行きました。

庄屋は「お竹の奴、わざとやったな!もう家から出ていけ!」と激怒しました。が、庄屋も働き者のお竹どんが出ていかれては困るし、お竹どんも行くあてもないし、その後もお竹どんは庄屋の家で働き続けました。

(紅子 2013-11-7 0:56)


ナレーション市原悦子
出典熊本のむかし話(日本標準刊)より
出典詳細熊本のむかし話(各県のむかし話),熊本県小学校教育研究会国語部会,日本標準,1973年12月20日,原題「がわっぱとお竹どん」
備考舞台は荒尾市平井の井出川との事。
場所について熊本県荒尾市上井手(地図は適当)
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地図:熊本県荒尾市上井手(地図は適当)
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※掲載情報は 2013/11/7 0:56 時点のものです。内容(あらすじ・地図情報・その他)が変更になる場合もありますので、あらかじめご了承ください。
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