No.0255
すいとんじ
すいとん寺

放送回:0159-A  放送日:1978年11月11日(昭和53年11月11日)
演出:殿河内勝  文芸:沖島勲  美術:宮本清司(横瀬直士)  作画:前田実
要調査 / 東京都 ) 6295hit
あらすじ

東京のむかし話(日本標準,1975年09月25日)に、同タイトル名のお話があり「このお話かもしれない」ということであらすじを書いてみます。

昔、すいそん寺というお寺に一人の和尚さんが暮らしていました。和尚さんは朝晩の仏様へのおつとめの合間に、水汲みに行ったり畑仕事をしたりと一日中よく働きました。夜になると阿弥陀さまの前に布団を敷いて、コロッと寝てしまう生活でした。

ある夏の夜、和尚さんが布団を敷いていると「すい、とん、寺」と誰かが外で呼ぶ声が聞こえました。この寺に人が来るなどめったに無いので、和尚さんが四つんばいのまま障子をあけましたが、そこには誰もいませんでした。

やがて秋になり、月のない真っ暗闇の夜。今夜、またやってくるかもしれない、と考えた和尚さんが障子の前に座ってうつらうつらして待っていると、「すい、とん、寺」とはっきり聞こえました。提灯をぶら下げて庭を照らして見ましたが、やっぱり誰もいませんでした。

しばらくたった満月の十五夜の夜。和尚さんが障子の穴から庭を覗いて待っていると、なんと一匹の痩せダヌキがやってきました。タヌキは障子に体をこすりつけて「すぅい」、前足で障子を蹴っては「とん」、しっぽで障子をこすっては「じい」と音を出していました。

この痩せダヌキは、お腹がすきすぎて化ける事もできなくなり、一人ぼっちの和尚さんを呼んでいたのです。和尚さんは、お団子や芋や栗など残らず狸に持たせてやりました。それから毎晩、「すい、とん、じい、すいとんじい」と、狸がやって来るようになり、それでこのお寺はいつの間にか「すいとん寺」になりました。

(紅子 2012-1-15 0:10)


ナレーション未見のため不明
出典クレジット不明
出典詳細東京のむかし話(東京むかし話の会,日本標準,1975年09月25日)
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • このページを印刷
追加情報
このお話の評価5.5000 5.50 (投票数 2) ⇒投票する
※掲載情報は 2012/1/15 0:10 時点のものです。内容(あらすじ・地図情報・その他)が変更になる場合もありますので、あらかじめご了承ください。
お話の移動 ( 28  件):   <前  1 ..  7  8  9  10  11  12  13  .. 28  次>  
新しくコメントをつける

題名:
ユーザ名:
投稿本文

投稿に関してのお知らせ

基本的に、誰でもご自由に投稿できます。お話の感想やコメントなどお気軽に投稿ください。
あらすじ投稿の場合は800文字前後を目安とした文章でお願いします。
投稿に対して一部IP規制を行っております。現在規制されているIPリストはこちらです。
※初めての方は「このサイトについて」もご一読下さい。(別ウインドウで開く)
※社会的倫理に反する書き込み、出会い系、営業的書き込みは、わりとすぐ消します。
※動画提供の呼びかけや要求はご遠慮ください、当サイトは動画データの有無とは関係ございません。

現地関連情報
出典本調査 facebook
Twitter

オンライン状況

37 人のユーザが現在オンラインです。 (25 人のユーザが お話データベース を参照しています。)

新着コメント(コメント24件)