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ミソサザイは鳥の王様(みそさざいはとりのおうさま)

放送回No.0233(0145-B)
放送日1978年08月05日(昭和53年08月05日)
出典(表記なし)
クレジット演出:やすみ哲夫 文芸:沖島勲 美術:やすみ哲夫 作画:やすみ哲夫
ナレーション市原悦子

あらすじ

昔まんまる山で、鳥たちが愉快に宴会をしていました。カラス、フクロウ、鷹など、いろんな鳥たちが仲良く酒を飲んでいるうちに「鳥の中で一番強いのは誰か?」という話になりました。

みんな口をそろえて「鷹が一番強い」と言いましたが、一番小さなミソサザイは酔っぱらった勢いで「俺様が一番強い!」と言いだしました。鷹はミソサザイの挑発にのっかり、とうとう鷹とミソサザイはイノシシをやっつける勝負をすることになりました。

翌朝、酔いも覚めてすっかり青ざめてしまったミソサザイでしたが、もう後には引けません。こわごわイノシシに挑みましたが、何とした幸運か見事イノシシをやっつける事に成功しました。

勝ち誇るミソサザイに対抗して、鷹は同時に2匹のイノシシをやっつけようと果敢に挑んでいきました。しかし、2匹のイノシシの背の上で、鷹は体を真っ二つに引き裂かれてしまいました。こうしてミソサザイは、鳥の大将になったという事です。

(紅子 2012-4-3 22:08)


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