放送回 | No.0015(0008-A) |
放送日 | 1975年02月25日(昭和50年02月25日) |
出典 | (表記なし) |
クレジット | 演出:彦根のりお 文芸:平見修二 美術:彦根まふみ 作画:K・S・R |
ナレーション | 市原悦子 |
備考 | K・S・Rとは、K=座間喜代美、S=池田志津子、R=斉藤礼子、という意味。二見書房の絵本に新潟のお話と明記あり。 |
お爺さんが畑に豆をまこうと、畑を耕していたが、そこにたぬきがやってきて播くはずの豆を全部食べてしまった。怒ったお爺さんはたぬきを縛り上げて天井から吊して畑仕事にでかけた。
狸はおばあさんに自分が悪かったと反省するふりをして縄を解いてもらうと、杵をつくのを手伝うと言ってお婆さんを杵でつき殺してしまう。
お爺さんは悲しみのあまり何日も何日も墓の前で泣いていた。それをみかねた前山に住むうさぎが仇を討つと約束する。
うさぎは狸に薪を拾うのを手伝ってくれと言い、狸の背負った薪に火をつけて狸に大やけどを負わせる。その後、やけどの薬と言って味噌に唐辛子を混ぜて摺ったものをぬり、追い打ちをかける。そして仕上げに魚を食べさせると言って、泥で船を作らせて狸をおぼれ死にさせた。
(稿: 蔵人 本掲載日2012-8-14 5:52 )