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No.0137
かめになったおとこ
亀になった男
高ヒット
放送回:0084-A  放送日:1977年05月14日(昭和52年05月14日)
演出:小林三男  文芸:境のぶひろ  美術:末永光代  作画:高橋信也
要調査 ) 36511hit
あらすじ

飲んだくれの亭主に虐げられる嫁がある時ついに家を飛び出し、辿り付いた村で匿ってもらった家の男と一緒に暮らし始める。

一方、嫁に出て行かれた亭主はその後改心して、あちこちの村にざるを売って歩いて生活するようになっていた。

ある時かつての嫁が住んでいる家にそうとはしらずに訪ずれ、話をしているうちにお互いに気づくと、亭主は合わせる顔がなくて逃げ出してした。

亭主は、持っていたざるで身を隠していると、追い付いた嫁の前で姿がどんどん変わってしまい、最後に亀になったしまった

(引用/まんが日本昔ばなし大辞典)


ナレーション未見のため不明
出典クレジット不明
出典詳細沖縄の民話(日本の民話11),伊波南哲,未来社,1958年08月15日,原題「亀になった男」,採集者「豊川苗」
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追加情報
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※掲載情報は 2011/2/11 22:30 時点のものです。内容(あらすじ・地図情報・その他)が変更になる場合もありますので、あらかじめご了承ください。
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コメント一覧
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ゲスト  投稿日時 2015/7/2 22:26
この昔話は「海幸彦・山幸彦」の説話との類似です。

兄の海幸彦の針を無くした山幸彦が海岸で泣いていると、塩椎の神がやってきて小船を与え、これに乗れという告げられます(書紀では目の無い籠に入れて海底に沈める)。
また、豊玉姫が八尋和邇(海亀)の姿になって出産した。豊玉姫は夫が覗き見した事を知って、本当の姿を見られたのを恥ずかしく思って、そのまま御子を置いて、海津見の宮帰ってしまう。

# 夫と妻が逆転しているが、豊玉姫がワニ(海亀)になって出産している。
# 夫は籠の中に入ったが、山幸彦も籠に入って(海亀に乗って)海津見の宮に行った。
# 太占(ふとまに=古代の占いの方法)に用いる海亀の甲羅をワニと呼んでいる。
# 「辿り付いた村で匿ってもらった家の男と一緒に暮らし始める。」は、
海津見の宮の父神の大海津見神の元へと帰った話の類型。

かなり話にお酒のことなど入り原型が変わっていますが、上記のように思われます。
ゲスト  投稿日時 2015/7/2 20:09
[新版]日本の民話 11 沖縄の民話
予価:本体2,000円+税 ISBN:978-4-624-93511-5 発行日:2015年7月22日 元版年:1958 判型:四六判並製 ページ:224 Cコード:C0391

伊波南哲 編
シリーズ : [新版]日本の民話〔第4回配本〕 出版社名:未来社

南国の風物や海や空などがあやなす沖縄諸群島の民話40篇を、詩人・童話作家である編者が近代感覚と美しいことばによってアレンジしつつ、沖縄の特徴を伝承の中に浮き彫りにする。

目次
はしがき
沖縄本島
 金の瓜の種子 のみとしらみ 千鳥の歌 アカナーの話 小牛になった花嫁 雀と蠅 鬼が島 白銀堂物語 みみずの涙 鬼餅 宝の箱 強力太郎 海神 おほん坂 親友の情 宝剣治金(じがね)丸 猿の王国 旅の老人 棄て子 天女のお母さん 鼻のとびら 亀の恩返し 大虎退治 わにざめの話 頓智小僧 大蛇の精 魔法使いの坊さん わるだくみ

宮古群島
 桑の杖 不思議なつぼ 人食い島

八重山群島
 雀と雲雀 くしゃみ 人魚の歌 石になった男 亀になった男 すずめとかわせみ 厄病神 かっこう鳥 無人島に流された男

未来社HP
http://www.miraisha.co.jp/np/isbn/9784624935115
ゲスト  投稿日時 2015/7/2 19:52
紅子様
「亀になった男」 の載っている本がありました。ゲスト 2014/11/30 2:13投稿様も書かれているように、沖縄の昔話のようですね。
確認して貰えるようにリンク内容を記載しておきます。


著書名: 沖縄の民話  
著者名: 伊波南哲編
出版社名: 未来社
出版年: 1967年2月
価格: 1500円(税込)
☆金の瓜の種子・鬼餅・海神・宝剣治金丸・わにざめのはなし・人食い島・亀になった男などなど・・・
◇日本の民話11

沖縄・那覇の古書店 ちはや書房HP
http://www.chihayabooks.com/store2/archives/3484
ゲスト  投稿日時 2015/7/2 19:38
「亀になった男」
酒癖の悪い亭主に愛想をつかし家を出た女は、山で出会った老人に救われる。やがて老人が亡くなり、一人で暮らしていた女は、すっかり改心した昔の亭主と偶然再会する。

ふるさと再生 日本の昔ばなし(アニメーション)
放送日 2015年2月8日(日) 9:00~ 9:30 放送局 テレビ東京
出演者 柄本明 松金よね子
第148回「金色の卵」「亀になった男」「三年寝太郎」
http://www.tv-tokyo.co.jp/anime/mukashibanashi/episodes/episodes12/
ゆたんぽ  投稿日時 2015/7/2 9:06
オイラも強烈に覚えてます。
たぶん30年以上前かと思いますが、劇画タッチで恐怖さえ感じました。
たった1度だけ観ただけなのに。
ブラウ  投稿日時 2015/3/25 10:16
他の方も書いていらっしゃいましたが、このお話は沖縄のものですね。
登場する人の服装だとか町並みだとか、風俗がいつもと違った印象だったのでよく覚えています(あと、ものすごくリアル系の絵だったので、お話の哀しさが10割増しで突き刺さってきたことも)。
パオン  投稿日時 2015/2/8 12:02
丁度、ブログで、籠と亀について書いていたばかりだったので、驚いています。
何故、籠と亀なのかは、変な取り合わせですね。別な意味が隠されているような物語で興味を抱きました。
私が書いていたブログは、籠の字は何故、竹と龍なのかから始まり、能・竹生島・浦島太郎へと広がって、そこに登場する翁が、別世界へ導く龍で、亀でもあった事に行き着きました。
ゲスト  投稿日時 2014/11/30 2:13
「反省して改心したのになんで?亀になっちゃうの?」この物語は忘れられません。沖縄の昔話だったのではないかと、記憶しています。
まるこ  投稿日時 2014/10/11 21:07
子供の頃、一回見たのですが、長い間、題名もわからないままで、おじいさんが亀になってしまう所だけ覚えていて、なんだか
とても切ない話だったので、ちゃんと分かってよかったです。
ゲスト  投稿日時 2014/8/14 21:10
感動するというより、やりきれない、切ないという思いが強かった作品でしたよね。

元ダンがせっかく改心(?嫁が逃げてしまったので、仕方なくって面も否めないけど)したのに、亀にならなくても…って思いはあった。
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