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ヒバリのぞうり(ひばりのぞうり)

放送回No.1273(0805-A)
放送日1991年07月20日(平成03年07月20日)
出典宮城県
クレジット演出:江口摩吏介 文芸:沖島勲 美術:門屋達郎 作画:江口摩吏介
ナレーション常田富士男

あらすじ

昔、ひばりとウズラとヨシキリ(カラゲージ)は仲良く助け合って暮らしていました。

ある日の事、ひばりは赤い鼻緒の草履を買ったので、嬉しくて二人に見せびらかしました。しかし見せるだけで、触らせてあげようとはしませんでした。

ある時、ウズラが町へ出かけることになりました。飛べないウズラは、どうしても赤い鼻緒の草履をはいて出かけたくって、無理を言ってひばりに貸してもらいました。

ウズラは大喜びで草履を履いて歩いていましたが、その途中で片方の草履をうっかり川に流してしまいました。

ウズラはひたすらひばりに謝りましたが、ひばりは許してくれません。ひばりはウズラとヨシキリを殴りつけ、草履が見つかるまで絶対に許さないとまくしたてました。

二人は、何日も何日も探しましたが見つからないので、こっそりと家を出て行きました。飛べないウズラは草むらの中で隠れて暮らし、ヨシキリはヨシの中で暮らすことにしました。

今でも、ひばりは草履を見つけてこない2人を探して空を飛び回り、ヨシキリはヨシの中で大声で「草履の片方くらい、何なんじゃ」と、叫んでいるそうです。

(紅子 2014-1-31 23:26)


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