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ドジョウ取り爺さん(どじょうとりじいさん)

放送回No.1250(0790-A)
放送日1991年03月30日(平成03年03月30日)
出典佐賀県
クレジット演出:若林常夫 文芸:沖島勲 美術:小出英男 作画:新田敏夫
ナレーション市原悦子

あらすじ

昔、ドジョウすくい名人のおじいさんがいた。

そのおじいさんは両腰にびくをつけ、ざるを持つというスタイルでドジョウをすくっていた。時には口でドジョウをすくい、口から放り出しびくに受けるという技も見せていた。

しかしおじいさんも死んでしまい、遺言でびくとざるを棺おけに入れて葬られた。えんま大王のところに行くと、閻魔帳に生前の悪行として「殺生」と書かれていて、地獄に落とされそうになった。

しかし、おじいさんは「ドジョウを捕まえる以外に殺生をしたことはない」と釈明した。そこでえんま大王に、ドジョウすくいを見せた。

えんま大王は、おじいさんのドジョウすくいの技術・陽気さ・誠実さに感銘をうけ、閻魔帳の「殺生」の文字と地獄行きを取り消した。

(引用/まんが日本昔ばなし大辞典)


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