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舌切り雀(したきりすずめ)

放送回No.1190(0751-A)
放送日1990年06月02日(平成02年06月02日)
出典(表記なし)
クレジット演出:児玉喬夫 文芸:沖島勲 美術:渡辺由美 作画:上口照人
ナレーション市原悦子
備考出典元不明ですが、初期版のリメイク版である点をふまえ「石川県」としています。

あらすじ

昔、山あいの一軒家に、おじいさんとおばあさんが住んでおりました。

ある日、畑からの帰り道、おじいさんは怪我をした子雀を見つけてかいがいしく手当をしました。おじいさんは子雀に「ちゅん子」と名前をつけて大変かわいがりましたので、おばあさんは面白くありませんでした。

ある日、お腹がすいていたちゅん子は、おばあさんが作った洗濯のりを食べてしまいました。それに怒ったおばあさんは、ちゅん子の舌をハサミでチョン切ってしまいました。これを知ったおじいさんは、ちゅん子が可哀そうになって逃げだしたちゅん子を探しに出かけました。

雀のお宿に辿り着いたおじいさんは、すっかり回復していたちゅん子から大歓迎されました。翌朝、おじいさんが家に帰ろうとすると、雀は大きいつづらと小さいつづらを出し、どちらか好きな方を持って帰るように言いました。おじいさんは、持って帰るのに楽な、小さいつづらを持って帰りました。

家に帰ってつづらを開けてみると、中には大判小判の宝物が沢山入っていました。欲を出したおばあさんは大きいつづらも手に入れようと、雀のお宿に向かいました。おばあさんはちゅん子の歓迎はそっちのけで、早く大きなつづらを出すよう催促しました。

さっさと雀のお宿をあとにしたおばあさんは、背負ったつづらの中身が気になって、帰り道の途中で開けてみました。すると、中からうじゃうじゃとお化けがでてきて、ばあさんはやっとのことで逃げ帰りました。

(紅子 2011-10-8 23:17)


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