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こぶとり爺さん(こぶとりじいさん)

放送回No.0001(0001-A)
放送日1975年01月07日(昭和50年01月07日)
出典(表記なし)
クレジット演出:彦根のりお 文芸:平見修二 美術:彦根まふみ 作画:K・S・R
ナレーション市原&常田
備考K・S・Rとは、K=座間喜代美、S=池田志津子、R=斉藤礼子

お爺さんが鬼に顔のこぶを取ってもらう。

顔に大きなこぶのある、のんきなお爺さんと心の狭いお爺さんがいた。

のんきなお爺さんが森に木を切りに行くと、突然雨が降ってきたので木のうろで雨宿りをすることにした。いつのまにか眠ってしまい、目が覚めると鬼たちが楽しそうに踊っていた。

お爺さんもついつい鬼たちの輪の中に入っていってしまった。お爺さんの踊りを気に入った鬼が、また明日も来るように、それまでこれを預かっておくと言って顔のこぶをとってくれた。

あくる日そのことをもう一人のお爺さんに話すと、その爺さんも、さっそくその夜に鬼の踊りの輪の中に飛び込んでいった。しかし陽気なお爺さんと違って、踊りが大嫌いでいやいや踊っていたものだから、鬼たちはすっかりしらけてしまった。

お爺さんはこぶをとってくれと嘆願するが、逆に昨日預かっていたこぶを顔につけられてしまい、両方の頬にこぶをつけて一生を送らなければならなくなってしまった。 

(稿: 蔵人 本掲載日2012-8-14 14:36 )


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