トップページ >  お話データベース
お話データベース (1474 件)
まんが日本昔ばなしで放送されたすべてのお話です。映画で上映されたものやテレビスペシャル放送のお話も含まれます。
601 - 650 件目 ( 1474 件中)   <前 1 ... 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 ... 30 次>

意地くらべ

むかし、ある村に「赤鼻の悪衛門」と呼ばれる大層頑固者の男がおった。一方、その隣村には「青鼻の悪太郎」という、これまた大層頑固者の男がおった。両方の村人達は、それぞれこの...

かわうその手伝い

昔々、那珂川(なかがわ)が澄んだ豊かな水をたたえていた頃の話。烏山(からすやま)に近い興野(きょうの)の川上の岸辺には、カワウソがたくさん住み着いていた。そしてそのカワ...

赤い椀

昔、富山の朝日町に「おせん」という、7歳のみなしごの娘がいました。おせんは歌が好きな娘で、おせんが透き通った声で歌えば、村人たちは仕事の手を休めて聞き惚れました。おせんは...


琴姫物語

平家の姫が流されてきた。村人たちの介抱で姫は元気を取り戻し、やがて浜で琴を弾くまでになった。だが、姫は再び病に倒れ、介抱むなしくそのまま亡くなってしまった。それから後、...

みやこ鏡

鏡が貴重品だった、昔々のお話です。ある山奥の村に、太郎作と女房が仲良く暮らしていました。太郎作はたいへんな親孝行で、ある時、お殿様から親孝行のご褒美をいただくことになり...

化け猫と二十三夜さま

昔、街から街へ反物を売り歩く行商人の男がいた。男はおよそ半年ぶりに故郷の桐生(きりゅう)に帰り、家族と一緒に二十三夜の月待ちの宵を過ごす予定だった。家で待つ子供のお土産...


鵜飼いものがたり

昔、今の山梨県石和(いさわ)に一人の旅の坊さまが訪れた。坊さまは、安房の清澄寺を出てから宿らしい宿に泊まっておらず、折からの雨に降られ、どこかの家に一晩の宿を借りようと...

里見の稲荷

昔、青森の里見というところに窪田の旦那と呼ばれる庄屋さんがいました。窪田の旦那は、何年か前に行き倒れになっていた婆さまを助けて、屋敷のすみに住まわせていました。この屋敷...

鯛の恩返し

昔、ある浜辺に貧しい漁師の夫婦が暮らしていた。亭主は欲のない性分だったが、女房は家が貧しいのは亭主のせいだと毎日こぼしていた。ある日、亭主が釣り糸を垂れていると、今まで...


キツネの道送り

昔、熊本県山鹿市小坂(おさか)というところには、お仙じょ(おせんじょ)と呼ばれる岩切り場がありました。このお仙じょは寂しい場所で、人を騙すというキツネが住みついていまし...

むすめ杉

昔、京の都から精顕(せいけん)という若者が陸奥(みちのく)を目指して旅をしていた。精顕が京都を出たのは菜の花が咲く頃だったが、陸奥に着く頃には中秋になっていた。精顕は杉...

蛙の子は蛙

むかし、山奥の小さな池に蛙の夫婦が棲んでおった。蛙の夫婦は、同じ池に棲む鯉や鯰の姿形や泳ぎっぷりをたいそう羨ましく思っておった。そんなある年、蛙の夫婦に初めての子供が生...


舞の川の山んば

昔、葉山村に清兵衛(せえべえ)という貧しい百姓が住んでいました。清兵衛には五人の子供がいて、貧しいながらも毎年12月28日になると餅をつき、ささやかながらお正月をお祝いしてい...

とうふ地蔵

昔、江戸の小石川の喜運寺の近くに豆腐屋があった。この豆腐屋は大変繁盛しておったが、ある時豆腐屋のだんなはもっと金もうけをしようと考えるようになった。おっかあ(妻)には内...

鹿の恩返し

昔、福島の土湯(つちゆ)という所に、助丸という働き者の猟師が女房と暮らしていた。女房も助丸のために良く働き、二人はまわりも羨むほど仲の良い夫婦だった。ある日のこと、助丸...


沖の海坊主

昔、四国は高知の海での話。沖の海には、3月から6月にかけてカツオの大群がやってくるので、漁師たちはこれを求めて沖で漁をしていた。この日の漁は上々で、やがて日も暮れてきたの...

トーロコのペカンベ

父母が語る日本の民話 上巻(鎌倉書房,1978年4月20日)に、同タイトル名のお話があり「このお話かもしれない」ということであらすじを書いてみます。トーロコ(塘路湖)の岸辺に、ア...

鴻の卵

ある夏の日差しがジリジリと照りつける日、善良な男が旅をしていました。村はずれの広い野原で、カエルを狙っている蛇に気が付きました。憑りつかれたように凝視する男の目の前で、...


あやめ塚

昔、三重の菰野の辺りにおかしな夫婦がいた。亭主は、一日中あやめの花ばかり眺めて、まるで女みたいな性格、一方の女房は力持ちで男勝りな性格だった。ある日、亭主はあまりにも女...

八橋

むかし、まだ八橋が野路の宿(のじのしゅく)と呼ばれていた頃の話。ここに一人の心根がやさしく、敬虔な女の子がいた。女の子はよく尼僧院へ行って遊び、尼さんたちからも大変可愛...

日滝の笛

昔、信州の須坂の城下に、日滝という小さな村がありました。働き者だが貧しいこの村の人々は、春と秋のお祭りを何よりも楽しみにしていました。このお祭りに欠かせないのは、笛の名...


山の鯨・海のいのしし

昔々、大昔のことです。クジラは山に住んでおりました。大きな大きなクジラはすぐにお腹を減らしてしまい、餌をとるにも大騒動。山は崩れ、川はせき止められ、しまいには山の神様が...

小豆とぎとぎ

むかし、鳥取の尾原(おわら)の山奥に昼でも暗い森があって、この森に「小豆とぎとぎ」という化け物がおったそうな。この小豆とぎとぎは、ゴリゴリと小豆を研ぐような音をさせ人間...

おさん狐とめで鯛

むかし、瀬戸内の能美島(のみじま)の大柿(おおがき)という所に、利平爺さんという船頭が住んでおった。利平爺さんは、毎月一回、船に荷物を積んで大阪に運ぶのが仕事じゃった。...


清滝山の赤ぼうれ

昔ある所に、百姓仕事そっちのけで、猟が大好きな清三という男がいた。ある稲刈りの時期、2人は「鴨ふせ」をすることにした。「鴨ふせ」とは明け方、鴨が餌を求めて田んぼの低い所...

弁天さまと飯盛山

実際にお話を見たところ、以下の通りで間違いなかったです。少しあらすじ文章を調整する予定ですので、取り急ぎ追記。2020年8月31日現在  福島の民話 第二集(未来社,1966年09月30...

鬼と小娘

今からずっと昔のこと、海が南に退いて、やっと備前平野が現れた頃の話。吉備の祖先はこの平野に新しく村を作るため、笹ヶ瀬川を下って山の方から下りてきた。辺りは見渡すばかりの...


貧乏神

昔、福井の三方(みかた)に藤兵衛という貧乏な百姓一家が住んでいた。子宝だけには恵まれ、働いても働いても暮らしは一向に楽にならず、とうとう夜逃げすることになった。明日は夜...

オドテさま

むかし、岩手県は九戸(くのへ)の江刺家岳(えさしがたけ)に1人の若者が住んでいた。この若者、ふもとに住む金持ちの乙名様(おとなさま)の牛を世話して暮らしていた。そんなある...

猫のしばい

ある夜、檀家さんからの帰り道、和尚さんがお稲荷さんの近くを通りかかると、鳥居の奥から何やらガヤガヤと声が聞こえてきた。不思議に思った和尚さんが鳥居の中をのぞくと、猫たち...


おりん狐

昔、秩父の大野原の横瀬川のあたりには沢山の狐が住んでいて、そこに尻尾の長さが3尺もある「おりん狐」と呼ばれる狐の大親分がおりました。ある春の、美しい満月が輝く日。おりん...

正直者天昇り

むかしむかし、正直者の爺さんがおった。爺さんは婆さんに先立たれ、子供もいない寂しさからその日その日を細々と暮らしておった。そうして、爺さんの隣には大金持ちで欲張りの男が...

猿とつがねの餅つき

昔、猿とつがね(川蟹)が山の中で仲良く暮らしていた。ある日、猿がつがねにこう言った。「なあ、つがねどん、たまには餅をついて食いてえのう」つがねも餅を食いたいのはやまやま...


まぬけ泥棒

むかし、一人の泥棒がおった。ある真夜中のこと、泥棒は酒屋の土壁に穴をあけ忍び込もうとしておった。やがて壁に穴があくと、用心深いこの泥棒、忍び込む前に柄杓を使って中が安全...

きつねのボッケ

昔、塩釜の西町に三右衛門(さんえもん)という百姓がいて、自分の畑が荒らされるので困っていた。きっとキツネの仕業に違いないと、畑の小屋にかくれて夜になるのをじっと待ってい...

宝の川

昔、福島県の西会津、鬼光頭川(きこうずがわ)沿いのある村に、木こりの父親と娘が住んでいた。娘の名はおゆきといい、5年前におっかあが他界してから、おっとうと2人きりで暮らし...


カワランベー

昔、信州は和合村三度(さんど)にある和合川に、一匹のカワランベー(河童)が住んでいた。この河童は、立派なお膳やお椀を必要なだけ貸してくれるので、村人達から大変ありがたられ...

首ひねり

昔、熊本県の菊池に「地獄」と呼ばれる所がありました。たまたまこの近くを通りかかった行商の男が、一晩の宿をもとめて一軒の民家に立ち寄りました。民家の夫婦は男を快く迎え入れ...

岩井のおかねさん

岩井という所におかねさんという怪力の女の猟師さんが住んでいて、どんなに大きないのししでも平気で担げる人でした。ある日、村外れの空き家から毎夜「ビヨーンビヨーン」という変...


山んばのひょうたん

昔、あるところに3人のわんぱくな兄弟がいた。兄弟たちはいつもお腹をすかせており、お地蔵さんのお供え物をこっそり食べたりしていた。父親が「そんなことばかりしていると、山ん...

狸とゆうれい

むかし、徳島県の脇町猪尻(いのしり)の墓場では、狸達が悪さをしとったそうな。それで村人達は狸を退治しようと話し合ったが、なかなか名乗りをあげる者はおらんかった。とうとう...

たいしこ団子

昔、出雲の国のある村に、お爺さんに先立たれ一人暮らしをするお婆さんが住んでおりました。お婆さんは、足や腰を悪くしてからというもの、田んぼ仕事も出来なくなり、日々の食べる...


くぬぎの精といり豆

昔、福岡の玉泉寺には5~600歳にもなるくぬぎの樹があった。さて、ある状持ち(郵便屋)が門司(もじ)の鹿喰峠(ししはみとうげ)付近でひと休みしていると、何だか生暖かい風が吹い...

三途の川の婆さ後家入り

むかしむかし、ある所にお爺さんとお婆さんが住んでいた。この二人は村でも評判の仲良し夫婦で、野良仕事するときも、食事も、寝るときもいつも一緒だった。そんな2人だったので、お...

クジラのお礼まいり

昔、愛媛県宮窪の沖に鯛崎島という小さな島がありました。ある年の春のこと、母鯨と3匹の子鯨が島の近くを通りかかりました。母鯨は眠くて仕方が無かったので、島の浜辺で昼寝をす...


万年寺のつり鐘

昔、神奈川は横浜の恩田という所に万年寺(まんねんじ)という寺があり、その寺に大変碁の好きな和尚がいた。この和尚、人を捕まえては明けても暮れても一日中碁を打つという毎日で、...

狐のくれた文福茶釜

昔、米沢の常慶院(じょうけいいん)というお寺でのお話。その頃、このお寺の裏山にはたくさんの狐が住んでいて、その中でも弥八郎という狐が一番の化け上手だった。ある日のこと、...

子好き地蔵さま

昔、伊予国(いよのくに)の道後(どうご)の村はずれに、お地蔵さまがぽつんと立っていた。そのすぐ近くに、貧乏だったが大変心やさしい百姓夫婦が住んでいた。ある日、夫婦は赤ん...


お殿様と餅

むかしむかし、あるお城にものすごく餅が大好きな殿様がおりました。ところが、このお城はとても貧乏で、家臣達の給料もろくろく払えない有様なのでした。あんまり貧乏なのでお城に...

みたらし地蔵

昔、美濃の国の全昌寺(ぜんしょうじ)という禅寺がありました。全昌寺は大変修行の厳しいお寺でそんな辛い修行の中でも特に辛かったのは食事でした。弟子は増えて も食事に使われる...

601 - 650 件目 ( 1474 件中)   <前 1 ... 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 ... 30 次>
現地関連情報
出典本調査 facebook
Twitter

オンライン状況

19 人のユーザが現在オンラインです。 (11 人のユーザが お話データベース を参照しています。)

新着コメント(コメント24件)