トップページ >  お話データベース
お話データベース (1474 件)
まんが日本昔ばなしで放送されたすべてのお話です。映画で上映されたものやテレビスペシャル放送のお話も含まれます。
201 - 250 件目 ( 1474 件中)   <前 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 ... 30 次>

八橋

むかし、まだ八橋が野路の宿(のじのしゅく)と呼ばれていた頃の話。ここに一人の心根がやさしく、敬虔な女の子がいた。女の子はよく尼僧院へ行って遊び、尼さんたちからも大変可愛...

葛城仙人

むかし、葛城山(かつらぎさん)の山奥深くに小鹿(おじか)という男がいた。小鹿は数年前、諸国を巡り歩いている時、行き倒れて死にかけてるところを、ここ葛城山のふもと和泉の里...

大魚の目ん玉

ある漁村では魚がたくさん捕れたので、村の人々は豊かに暮らしていた。その活気ある村で、魚を捕るのが苦手なスボロという若者がいた。間抜けなスボロは村の人からは相手にされず、...


はなたれ小僧さま

昔ある所に貧しい爺さんがおり、薪を担いで売りにいったが、その日は一把も売れなかった。帰り道くたびれ果てた爺さんは竜神さまを祀る祠の前の川で、竜神さま使ってくださいとその...

長津呂のかくれ里

むかし、南伊豆の長津呂(ながつろ)に与丸(よまる)という若者が母親と二人で暮らしていた。家に財産と呼べるようなものは、飼っている赤牛のアカくらいのものだった。それでも与...

竜宮からきた嫁

昔、酒匂川(さかわがわ)の海に近いほとりに正助(しょうすけ)というネギ売りの男が住んでいた。この正助という男、馬鹿が付くほどの正直者だったので、商売の方は下手で、その日...


豆ン蜂長者

ワレゴウシとワレワンという、二人の修行僧が旅をしていた。途中、でかい木の下で一休みしていたら、ワレワンのほうが居眠りをし始めた。すると一匹の豆ン蜂が、ワレワンの耳のあた...

酒が足らんさけ

昔々のことじゃ。ある所にごんざという働き者の炭焼きがいた。ごんざは人一倍の仕事をするが、毎晩、近くの町まで行って1升酒を飲まないと気がすまなかった。帰り道は川を渡って帰...

白いスズメ

奈良県のあるところに、大変な金持ちの庄屋さんがいた。広大な敷地内には酒蔵、米蔵、醤油蔵、味噌蔵などがあり、大勢の使用人とともに暮らしていた。ある日突然、庄屋さんが亡くな...


竹やぶから化けもの

むかし、ある村に九右衛門辻子(くえもんずし)という小さな道があった。この道は2つの寺のある大きな森の中を通っており、森の中には道を横切る小川があった。小川には半分朽ちかけ...

青花の紙

むかし、琵琶湖の南に木ノ川という小さな村があった。その村にはキヨという娘が病気の母と二人で暮らしていた。キヨは病気で働けない母親の代わりに、百姓の手伝いや子守などをして...

孫平じさの石コ

秋田県のある村に、自分の物なら舌を出すのも嫌だという、けちんぼな市左衛門という大金持ちがいた。ある年の秋、市左衛門は江戸見物から、熊野神社へ参拝に行こうと、柄にもない事...


東つぼ屋西つぼ屋

茂衛門と八右衛門という二人の六部が、国のあちこちを歩きまわっていた。途中高いえのきの木の下で、一休みしていると、茂衛門の鼻の穴から一匹の蜂が、飛び出て来た。するとその蜂...

ぞろりんがったん

昔、六部がある村に来た時、宿を借りようとおじいさんの家に立ち寄った。おじいさんは現在は一人暮らしで、とても仲の良かったおばあさんは先日、亡くなっていた。親切なおじいさん...

山伏石

平泉の中尊寺から西へ半里ほどいったところに戸河内川(とかないがわ)が流れていた。ある日のこと、この戸河内川に沿って若い山伏が歩いていると、草履を川に流されて困っていた美...


千石田長者

庄川のほとり、須磨の里に徳平という若者と母親が住んでいた。ある日、よもぎ川のほとりで、立派なマスを釣り上げた子供たちと出会った。そのマスがあまりにも美しかったので、徳平...

おぶさりてい

ある村に、仲良しの百姓夫婦が住んでいた。この亭主はひどく臆病者で、夜中に一人で小便に行くことすらできなかった。女房は亭主の臆病を治してあげようと、夕顔の花が化け物の正体...

火の鳥

昔々、陸奥(みちのく)は鹿角(かずの)の里に人が住み始めた頃の話。ここら辺の土地はやせていて、村人たちが畑を作ってもあまりよく作物が育たず、生活は楽ではなく、人々はひも...


ねずみ石

昔、信濃の有明山(ありあけやま)の麓に、夫婦仲のよい爺さんと婆さんがいた。二人は、これまで何不自由もなく平和に暮らしてきたが、子供がいないことが心残りだった。それで二人...

カンタの枕

昔、愛媛の上沢(かみざわ)の山里に、カンタという木こりの若者が住んでいた。働き者のカンタは、毎日のように雨霧山(あまぎり山)へ出かけ、仕事に精を出していた。ある日の事、...

チロリン橋

昔、千葉のある村に貧しい家族が住んでいた。一日中働いてもその日の食い物に困る有様で、その上おっとうが病気でどうすることもできなかった。仕方なく兄弟の中で一番上のお春が、...


分福茶釜

昔、山奥のある村に、人がめったにやってこないさびしい寺がありました。お寺でお茶をふるまえば人が立ち寄ってくれるだろう、と考えた和尚さんは、町まで茶釜を買いに出かけました...

マンジロク

むかし、茨城県の八瓶山(やつがめやま)のふもとに小さな村があった。この村では地震が多く、村人たちは困っていた。ところで、この村の村はずれにマンジロクという山のような大男...

赤城と日光の戦い

昔々のずっと昔、赤城の神さまと日光の神さまは絶えず争っていた。戦(いくさ)の原因は、日光の中禅寺湖が満々と水をたたえているのに対し、赤城の山は岩だらけで、水が無かったか...


片ひたのわらじ

昔ある所に一人の馬方が住んでいた。ある日遠くまで仕事に行って帰りが遅くなり、次の日に履くため用のわらじを作っていたのだが、とても眠かったので片方(片ひた)だけ作って寝て...

円海長者と牛どん

越前の味真野(あじまの)に、小山のように大きな体の牛がいた。大食らいで怠け者の牛は、長者の家で養ってもらう事になった。 その頃、都では三十三間堂というお堂を建てる事に...

かわうそと狸と兎

昔々ある山奥に、かわうそと狸とうさぎがいた。退屈していた三匹は、買い物帰りのばあさんを驚かしてやろうと思った。道に倒れたふりをした狸に驚いたばあさんから、ゴザにつつまれ...


田代川の鬼

昔、三河国の田代川を挟んで、三栗ノ谷(みぐりのたに)と川下ノ谷(かわしものたに)に、鬼の一家が住んでいた。三栗の鬼と川下の鬼の一家は大変仲が悪く、いつも大きな岩を投げ合...

ねこの盆踊り

小田原の海辺に文助(ぶんすけ)というじいさんが住んでいた。じいさんの家では、猫が1匹飼われていて、大変かわいがられていた。さて、お盆近くになると、夜中に干してあった手拭...

肩掛地蔵さま

昔、重兵衛という大変信心深い男がいた。重兵衛の畑の近くには、肩を寄せ合うように並んでいる地蔵さまがあり、毎日重兵衛はその地蔵さまを拝んでから畑に行くことが日課だった。そ...


失せもの占い

むかし、ある村におじいさんとおばあさんが住んでいた。おばあさんは嫁に来てからこのかた何十年も、毎日菜っ葉のたくさん入った菜めしをおじいさんに食べさせていた。毎日菜めしを...

白妙姫

むかし、下総の菅生沼(すがおぬま)に、身の丈が人間よりも大きい真っ白い鯉がいた。ちょうどあやめの花が咲く頃、弥八(やはち)という漁師が、この鯉を取ろうと狙っていた。弥八...

地獄めぐり

昔、日光に弘法大師(こうぼうだいし)が開いたといわれる寂光寺(じゃっこうじ)という寺があった。この寺に、人々から尊敬されている覚源上人(かくげんしょうにん)というお坊さ...


牛池

昔、ある山の中に美しい水をたたえた深い池があった。その池からそう遠くない所に、小さな山里があった。この山里のある家に、欲深な婆様と、気立ての優しい娘が住んでいた。「鳥や...

かっぱの淵

昔、岩手の八戸(はちのへ)あたりに八太郎沼(はちろうぬま)という、ひっそりとした沼があった。ある日の事、一人の男が八太郎沼のそばを通りかかると、淵の底から「のののののの...

粟の長者

昔、伊豆の三浜(みはま)というところに、働き者の貧しい男がいた。男がいくら働いても、荒れ果てた畑からは、食えるものはなにもとれなかった。そんなある夜、男は不思議な夢を見...


鬼と若者

昔、五月節句の日のこと。一人の若者が犬を連れて狩りへと出かけた。ところがどうしたことか、この日の森は気味が悪いほど静まり返って、小鳥の羽音ひとつしなかった。「妙なことも...

かみそり狐

昔、ある野原にいたずらな狐の一族が住んでいた。この狐どもは、人をたぶらかしては頭をつるつるに剃ってしまうそうだ。そんなわけで、この狐たちには「かみそり狐」という呼び名が...

千亀女

昔、鹿児島県は志布志に、たいそう美人と評判の、千亀女という娘とその母親がいました。その美しさを一目見ようと、千亀女が通るたびに、多くの人々が集まるのでした。そんなわけで...


にんじんとごぼうとだいこん

昔々、神様がこの世にいろいろな物をお作りになったばかりの頃でした。山また山のその奥に、優しい神様がおられました。キュウリにナスビにホウレンソウ、みんなこの神様がお作りに...

ねずみ経

昔、ある小さな田舎の村に一人のお婆さんが住んでいた。このお婆さん、つい最近お爺さんを亡くしたばかりで、もう寂しくて寂しくて、一日中、仏様ばかり拝んでいた。そんなある日、...

にわとりのお告げ

昔、庭の鳥小屋でたくさんの鶏とひよこを飼っている、貞蔵(さだぞう)さんという人がいた。みんなが寝静まったある夜、一羽の鶏が突然けたたましく鳴き出した。驚いて起きた貞蔵さ...


瓜生島とえびすさま

昔、九州別府の湾には、瓜生島というきれいな島が浮かんでいたそうだ。瓜生島には、島の守り神として恵比寿さまが祀られており、この恵比寿さまには不思議な言い伝えがあった。恵比...

五郎右衛門の猫

長野と新潟の境を流れる姫川の谷あいに姫川温泉があり、そこから新潟に通じる道を少し行った所に横川と言う山あいの村があった。そして、そこには五郎右衛門という男が家族と一緒に...

身がわりの石びつ

むかし、筑前の国糟屋郡の志免(しめ)という所に源兵衛(げんべえ)という川釣りの大好きな男がいた。源兵衛の女房は臨月を迎えており、今にも赤ん坊が産まれそうだった。それで女...


唐船淵の主

屋久島の宮之浦にカラス撃ちを生業にする男が住んでいた。男の女房は臨月を迎えており、出産も間近だった。それで、男は狩に出る前に、無事に赤ん坊が産まれますようにと拍手(かし...

子育て幽霊

昔、ある村に、一軒のアメ屋さんがありました。ある夏の夜、あまり見かけない女の人がアメを買いにやってきました。アメ屋さんが入れ物に水アメを入れてあげると、女の人は消えるよ...

孝行娘

昔、熊本県の宇土(うと)という町に、お静という親孝行な娘がおった。お静は病気がちの母親を助け、茶店を営んでいた。その頃の宇土の殿様である、なわほうきのかみ あきたか(名和...


鬼子母神さま

昔、狭山(さやま)にのどかな村がありました。ある日、その村に子供をさらうという鬼女(おにおんな)が現れるようになりました。子供のにぎやかな声でにぎわっていた村は、子供が...

熊と狐

昔、ある山に狐と熊が住んでいた。ある日狐が熊のところへやってきて、一緒に畑を作ろうと誘う。狐が言うには、「熊さんは山で一番の力持ちだ。だから畑はおまえさんが作る。そのか...

201 - 250 件目 ( 1474 件中)   <前 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 ... 30 次>
現地関連情報
出典本調査 facebook
Twitter

オンライン状況

41 人のユーザが現在オンラインです。 (23 人のユーザが お話データベース を参照しています。)

新着コメント(コメント24件)