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東光寺のケヤキ
昔、越後の国、南鐙坂(みなみあぶさか)の村外れに、百姓のおっとうとミヨと言う名の一人娘が住んでいた。 昔この場所には東光寺という寺が建っていたそうだが、今では廃れてしまい、ご神木の大きなケヤキの木だけを残すのみだった。そして信心深いミヨは、毎朝この家の前にある大ケヤキにお祈りしていた。 そんなある日、おっとうは、明日近くの十日町へミヨを連れて行くと言う。それは十日町の来迎寺に、遊行上人(ゆぎょうしょうにん)という偉いお坊さんが訪れるので、二人で上人の書いたお札をもらいに行くためだった。 十日町へ行く...

七本ひのき
昔、奈良の迫西川(せいにしがわ)に七本檜という立派な大木がありました。このヒノキは山の神木で、杣師(そまし、木こり)達の守り神としても大切にされていました。 ある日、このヒノキで豪華な嫁入り道具を作ろうと、町の建具師がやってきました。木こり達は、最初は反対していましたが多額の報酬に心が動き、さっそく切り倒す事にしました。あまりの幹の太さに一日では切り倒す事が出来ず、翌日に続きを切ろうとするしましたが、なぜか切り口は元通りになっていました。 そこで建具師たちは夜にヒノキを見張る事にしました。するとどこ...

とんぼのやどり木
...前に神としての力があるなら、これからワシが投げ入れるとんぼを、別の木にしてご神木から生やして見せろ。それが出来ないのなら、この祠は取り壊してしまうぞ。しかし、も...度と家来に無理難題は言わない。」 そう言うと、殿様はとんぼの入った虫かごを、ご神木の空ろ(うつろ)の中へ投げ入れてしまった。 すると、なんと不思議なことに、ご神木の空ろの中から榎木(えのき)が生えてきた。そしてそれ以降、殿様は口が聞けなくなり、本当に家来に無理難題が言えなくなってしまった。 今では、日月神社のご神木のケヤキは枯れて...

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