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おんまさんは力もち
むかし、但馬のある村に『おんまさん』という大変力もちの娘さんがおったそうな。 おんまさんの力はもの凄く、大岩を淵に投げ込んで魚を獲ったり、石の地蔵さんを持ち上げて運んだりは朝飯前。おんまさんのおっかあにとってはこれが心配の種じゃった。おっかあはいつも「女の力は隠すものや。人には力もちなことを見せるでないぞ。」とおんまさんに言い聞かせておった。 おんまさんは心優しい娘じゃったから、おっかあの言いつけをよく守って、人前では力を使わないようにしておった。そのためか、おんまさんの力のことは誰にも知られる...

馬比べ
昔々、二人の旅人が旅をしていた。 一人の名は大工と彫刻の名人、左甚五郎(ひだりじんごろう)。もう一人の男の名は絵の名人で知られる狩野 法眼(かのうほうげん)と言った。 しかし長旅はしんどい。甚五郎は、近くにあった木で瞬く間に見事な馬を作り上げると、驚いたことに彫り物の馬は見事な馬になり、いなないたかと思うと走り出した。 「どうじゃ~お主にも一匹作ってあげようか」と言われ、しゃくにさわった法眼は、「けっこう」とばかりに、なにやら筆をとりだして紙に馬の絵を書き出した。するとどうだろう。...

鼻高つづみ
昔あるところに久助という名前の人のいい木こりがいた。ある日のこと、いつものように木を切っていた久助は、うっかり斧を持っていた手を滑らせてしまった。斧は久助の手を離れると空高く舞い上がり、岩の上で昼寝をしていた天狗の鼻の先を切り落としてしまった。 久助は天狗に鼻先を切り落としてしまったことを詫びた。しかし天狗は気にも留めず「自分は1000日の修業を9日で逃げ出した未熟者。自分にも非はあった。しかしこんなこともできる」といって、鼓を取りだしポンポンと打つと、鼻は元に戻った。驚く久助をよそに、天狗は...

夢地蔵
昔、埼玉の比企(ひき)の高坂という所に、怠け者の長太という百姓がおったそうな。 長太は毎日子供らに小博打をけしかけて遊んでおり、自分の田んぼの田植えをしようともせんかった。この辺りでは、川越の殿様の田畑見回りまでに田植えが済んでいなければ、お咎めで道普請の労働に行かなければならなかったそうじゃ。 じゃが、「あくせく働くのは嫌なこった。」と、その日も長太は田んぼの畦で怠けておった。するとそこへ、鐘を鳴らしながら一人の坊様が通りかかったそうな。早速長太は無理やり坊様にインチキ博打をけしかけた。勝負は...

亡者道
飛騨の険しい山々が連なる乗鞍岳(のりくらだけ)の西の麓に千町ヶ原(せんちょうがはら)という高原があり、そこには清霊田(せいれいでん)と呼ばれる小池ほどのいくつもの沼がある。 昔、この千町ヶ原の麓の青屋という在所に平十郎という肝の強い百姓が住んでおり、平十郎は秋じまい(※1)の後、猟に出るのが何よりの楽しみだった。晩秋のある日の事、青屋から平金に通じる桜が岡という亡者道で、平十郎はかすみ網(※2)を張りツグミ(※3)を獲っていた。ところがツグミを籠に入れる最中不意を突かれ、平十郎はツグミに片目を刺さ...

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