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キーワード: 天狗 (21 ~ 40 件目を表示)
お話データベース
牛若丸
...の中にある寺で僧侶としての厳しい修行生活が始まった。 ある時、牛若丸が一人で勉強していると、見かけぬ坊主が牛若の名を呼ぶ。その者は鎌田正近と名乗り、牛若が源義朝の子であることを明かし、源氏再興を目指すようにと言う。それから牛若は鞍馬山でカラス天狗を相手に剣の修行を始める。剣の腕は見る間に上達し、牛若は十五の時に鞍馬山の寺から姿を消す。 その頃、京都では弁慶という乱暴者が道行く侍から刀を奪っては千本集めているという噂が広まっていた。そして今夜がその千本目になるという日、五条の大橋を笛を吹いて歩い...
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天狗と赤かぶら
...らを城まで運ばせていた。 ところがある時、村から城へ向かう峠に、いたずら者の天狗が住み着くようになった。この天狗、美味しいものが大好きで、峠を通る村人を見つけては、ぼた餅や赤飯を騙し取り、ついにはお殿様に届ける赤かぶらまで横取りしてしまうのだった。 天狗も、一口食べてこの赤かぶらが気に入ったと見え、それからというもの、お殿様に届ける赤かぶらは全部天狗に取られてしまう。こんな訳で、村には誰も赤かぶらを届けようとする者がいなくなった。困り果てた村人は、村はずれに住む爺さまと孫娘に赤かぶらを運ぶ役を...
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炭焼きのむこ入り
...さんの屋敷に忍び込み、高い松の木の上で待ち伏せていた。するとそこに出かけていた庄屋さんが帰ってきたので、男は石鎚山の大天狗と名乗って、庄屋さんに自分と娘を夫婦にすれば商売繁盛間違いなしと言い、フクロウを使って羽ばたく天狗の演出までして庄屋さんを吃驚させた。 そんなこんなで二人は結局夫婦となり、なんとか仲良くやって行き家を益々栄えさせたという。 (投稿者: kokakutyou 投稿日時 2012-6-1 23:29 )
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天狗の松
...松は一つの不思議があった。松葉が落ちている事がなかったのだ。それはこの大松に天狗が住んでいるからだった。天狗たちはとてもきれい好きで毎日、昼も夜も箒で掃き清めており、また用心深く、人間に姿を見せる事はなかった。 ある日の昼時、一人の若者が大松の方から不思議な音を聞いた。若者は夕方になると大松へと向かって歩いた。その時、見張りの天狗がサボっており、近づいてくる若者に気がつくのが遅れた。天狗たちは慌てて松に隠れたが、一人の天狗だけ合図に気づかず掃除を続けていた。 若者は初めて地面に落ちている大松の...
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旅小僧
...やがて起きた小僧は縁側にどっかりと腰を下ろすとある物を取り出した。 それは「天狗の羽うちわ」。羽うちわで落ち葉を吹き飛ばして庭を綺麗にしていたのだ。小僧の正体は天狗だったのだ。朝ご飯の時に和尚は、なぜ小僧になってこの寺にやってきたのか尋ねると小僧は驚いて箸を落とした。 天狗は修験の日々が嫌になって和尚とのんびり暮らすためにやってきたのだ。小僧は天狗の姿に戻るとお世話になり申したと言って、寺から飛び去っていった。和尚は涙を流しながら何とつまらないことを言ってしまったのか、知らないふりをしていれば...
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天狗のたたり
...くる時は善八が高い熱を出してうなされるようになりました。両親はおろおろするばかりでしたが、ふと見ると、天井の梁に立派な天狗のお面が引っかかっている事に気が付きました。このお面は、善八が愛宕神社のお堂の中から持ち出したもので、しかも鼻の先っちょがちょっと折れていました。 毎晩の石投げは、お気に入りのお面を壊されて怒った天狗がした事でした。両親は折れた鼻を修理して、三人で愛宕神社へお面を奉納して深々と頭を下げました。それからはもう小石が飛んでくる事は無くなりました。 (紅子 2012-1-22 1...
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天狗と留さん
...掛かった時のことじゃ。 「今、何時じゃあ!」と、いきなり大きな杉木立の上から天狗の物凄い声が降ってきた。四つ時じゃと留が震えながら答えると、今度は藤の蔓が降って...じゃった。 留とポチは、また大風に吹き飛ばされて元の峠の道へ戻ってきた。豆腐を天狗に渡した留は、恐ろしかったが「豆腐を食べる前に、駄賃を払って下せえ!」と、精一杯...「これからはお前達にうんとええことが授かるじゃろう。それが今日の駄賃じゃあ!」天狗の高笑いと共にまた大風が吹いて来て、留とポチは峠の団子屋まで飛ばされて、無事に帰る...
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横びらの天狗様
むかし、富山県平村の横びらと言う所に、1本松が立っていて、この木には酒の大好きな天狗さまが住んでいた。この天狗さま、酒を持った人が通りかかると、「おい、わしじゃ、わしじゃ。」と声をかけて、逃げる通行人から酒を奪ってしまうのだ。 ある年の春、町の酒屋に出稼ぎに行って...いう男が、この1本松の下を通りかかった。甚兵衛は半年の仕事を終え、家で1人待つ親父さまのお土産に、4斗樽(よんとだる)の酒を背負って村に帰って来たのだ。 天狗さまは、「おい、わしじゃ、わしじゃ。酒をくれや。」と言って、木から下りてきた...
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天狗がみこんだ男
...。すると、どこからか太一を呼ぶ声がする。太一が声のする方を見れば、夕日を背に天狗が立っている。天狗は、太一の日ごろの行いを褒め、自分の持つ天狗の力を太一に与えた。 それからの太一は、不思議な事を次々にやってのけた。どういう訳か京都が大火事だと知れば、京都までひとっ走りして、1昼夜のうちに戻ってきてしまうのだった。その証拠に、火の手が移りそうな御所から宝物を運び出し、御所の偉い人からお礼の小判をもらったと言って見せるのだった。 また、ある冬の日、太一は駄賃仕事を頼まれ御殿場(ごてんば)の山を越え...
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天狗のかくれみの
ただの竹筒を遠眼鏡だといって覗く男。だまされた天狗は隠れ蓑と交換してしまい、男が消えた後でだまされたことに気づく。 隠れ蓑を手に入れた男はいろいろいたずらをするが、ある日母親に燃やされてしまう。 そこで灰を全身...ことで口の灰が取れて見えるようになってしまう。逃げ回っている間に水たまりを踏んで灰がさらに減り、しまいには川に落ちて完全に見つかってしまう。 オチは、その醜態を天狗が竹筒で覗いて笑うというもの。 (投稿者: jerald 投稿日時 2011-11-24 22:40 )
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天狗の羽うちわ
男が天狗にサイコロ博打で勝ち、借金のカタに羽うちわを奪う。これはあおぐごとで鼻を伸び縮みさせる羽うちわだった。 男はこれで長者の娘の鼻を延ばし、自分が元に戻して婿入りする。その後、男が暑いからあおげと言って寝たので、娘が間違って羽うちわであおぎ男の鼻を延ばしてしまう。 はるか上空ではなぜか橋の工事をしていて(天の川の橋か?)鼻を柱と間違えて釘を打ち込んでしまう。 目を覚ました男は娘にうちわを裏返しにしてあおがせるが、鼻の先を釘で固定されていたので鼻が縮むと男は空へ消えてしまった。 (投稿者...
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大力大べえ
...ちの畑仕事は断るようになった。自分は”城峰山(じょうみねさん)の天狗様より力持ち”だと、ホクホクしていた。 ある時大べえは、特に巨大な大...たが、大べえは自分の大力に酔うように鉞をふり続けた。「大力大べえ知らねぇかー、天狗様より力持ちー」とっぷり日が暮れた篠沢の村には、大べえのかけ声と鉞の音だけが響い...こりが外へ出てみると、大べえの家の上に山のような大岩がどっかりとあった。本物の天狗の仕業だろうか、大べえは天狗に連れ去られたのか、ぺちゃんこになったのか、と村人たち...
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大きな運と小さな運
昔、木兵衛と太郎兵衛が、ほら穴に住んでいるぐひんさん(天狗さん)にもうすぐ産まれてくる子供の運を占ってもらいました。すると、木兵衛の子供は竹三本のブニ(運命)で太郎兵衛の子供は長者のブニ、と告げられました。 やがて...げ捨てた吾作は、ふと最後のおにぎりの中を確認すると、中から小判が一枚出てきました。この話を聞いた父親の木兵衛は吾作の持って生まれた不運を嘆きましたが、そこへ天狗が現れ「努力次第で運は変わる、心がけひとつ」と諭されました。それから木兵衛親子は、心をいれかえ物を大切にしたので、だんだん暮...
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かぶろ様と天狗
昔々、信州は安曇野の馬羅尾山(ばらおさん)にいたずら好きの天狗がいた。何か面白いことはないかと、今日も安曇平を見下ろしていると、田植えが終わったあぜ道を庄...が歩いて来る。 甚兵衛さんは、ぼた餅を神明様にお供えするために村の神明社に向かっていたのだ。天狗はちょうどいいカモが来たと思い、持っている羽うちわを扇ぎ大風を起こした。すると、...て待っていた。夜になり、ようやくお社にボロボロになった甚兵衛さんがやって来る。天狗に飛ばされたせいで、重箱の中のぼた餅はぐちゃぐちゃ。おまけに、村人がせっかく植え...
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唐船淵の主
...の子供も今年は7つになって川取りの年じゃ。かわいそうなことじゃのう。あの子の父親はカラスを取るでのう。カラスは、からす天狗と言うて、天狗の成れの果て。取って食う鳥でねえだ。」 そして、とうとう5月の節句がやって来た。この日、宮之浦では水神祭りがあり、近所の男の子たちは押し舟をすることが習わしになっいた。押し舟とは、唐船淵から河口までの舟こぎ競争を言うのであった。男は、水神祭りに行きたがる息子を家の中に閉じ込め、一歩も外に出ないように言った。そして自らは、鉄砲を持って家の戸口の前に立った。 する...
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念仏天狗
...峰村(みねむら)でのお話。この村には大きな一本の杉の木があり、子供が大好きな天狗が住んでいた。 この村の夫婦は喧嘩が激しく、子供たちも不安になり悲しい思いをしていた。天狗は子供たちがかわいそうになり、こっそり仏壇の鐘をチーンと鳴らし念仏を唱えた。誰もいない所から鐘の音がするので、気になってとりあえず夫婦喧嘩は収まった。 しかし毎晩のようにあちこちで夫婦喧嘩が始まるので、天狗はもうくたくたになり逃げる時に姿を消しそこなって、障子に長い鼻の影が映ってしまった。それを見た村の者は、天狗が心配してくれ...
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天狗のシカ笛
このお話かもしれない。(araya氏より) http://www.neeminna.jp/story_html/story069.html &nbsp; 追記* 予告によると「震えて逃げる天狗さん、おなごなんて大嫌い」という説明でした。
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三角の夢
...った。男は困ってしまったが、その時一陣の風が吹いて縄が切れた。 するとそこに天狗が現れた。そして天狗は助けてやったのだから夢の話をしろと言い出した。だが男は夢など見ていない。すると天狗は持っていた棒を男にやった。それは空を飛べる棒だった。それとひきかえに話せと言ったが男はその棒を振って空に舞い上がった。ずっと飛んでいくうちに男は腹が減ってきた。 ある所で降りてみるとそこはソバ屋で、屋根も窓も全部三角だった。中に入ってみるとイスも机も三角で、店の主人も三角だった。そして出されたソバも三角の器、三...
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ほらふき天狗
...たお話。テレビ版と同様「約12分」のお話で、二話同時に上映された。 森に住む天狗のなかに、本当は弱いくせに大口ばかりたたいているほらふき天狗がいた。ほらふき天狗は、怪力のこぶ天狗と闘うはめになった。 ■製作/川内彩友美■ダイアローグ/沖島勲■チーフ・ディレクター/小林三男■撮影/V・A・C■編集/古川雅士■オーディオ・ディレクター/田代敦巳■録音/新坂録音■調整/伊藤忠美■企画・制作/愛企画センター、グループ・タック■配給/東映株式会社■語り(市原悦子)(常田富士男) <ほらふき天狗> ■文芸...
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大けやきの天狗
未見アニメの出典元調査を、araya氏が行いました。あくまで予測ですが調査した内容をこちらにも記載しておきます。 予測出典元: 『加賀・能登の民話』(清酒時男,未来社)「大欅の天狗」 かもしれない。 お話の概要: 徳田の飯川の道の傍らに大きなケヤキがあり、酒好きの天狗が住んでいた。隠れ蓑も金もなく、自慢の鼻しかない。仕方なく酒屋に行き「わしの鼻は千里鼻じゃ。五年先も見通す」と言い&hellip;。 ( 調査した人:araya 調査日 2012年1月8日 23:01 )
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