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鼻かけ天狗
昔、大菩薩峠から流れる重川(おもがわ)を見下ろす萩原の天狗山に一人の天狗が住んでいた。 また、その重川を挟んで小田原の高芝山にも一人の天狗が住んでいた。小田原の天狗は高芝山の広い原っぱで獣たちと自由自在に飛び回っていた。 一方、萩原の天狗は大の子供好きで、子供達が毎日、入れ替わり立ち替わり集まってきては一緒に遊んでいた。 小田原の天狗は子供達と遊ぶ萩原の天狗が羨ましくて仕方が無かった。しかし小田原の天狗は、天狗というのはいつも威張るもので、自分の方から子供達と遊ぶ事は出来ないという考えの持ち主だった...

片羽千里
...た。他の鳥達は口々に鷹の姿形や大きさを褒めそやし、「片羽千里」の翼と呼んでおりました。これだけ褒められて、鷹はすっかり天狗になっておりました。 ある時、鷹は力試しをしようと、海を渡って越後に武者修行に出かけました。鷹は越後を目指して飛び続け、だ...えて、慌てて佐渡へ逃げ帰ってしまいました。 ところで、この大きな海老も他の海の生き物に姿形や大きさを褒められて、すっかり天狗になっておりました。そうして、この海老もある時、越中越後の海岸を諸国漫遊して力試しをしようと旅に出かけていきました。 海老は...

天狗杉のたたり
...てようという案が出たそうじゃ。 村人のうち「たへい」という男は、あの大杉には天狗が棲んでおるから切ったら罰があたると言い、寺の裏山の木を切って使うことを提案した...々に燃え広がり、たちまち村全体を包む大火事になった。村人達はその炎の中、大きな天狗が羽団扇で強風を起こし、村中を焼き尽くす姿を見たそうな。不思議なことに、この火事...たそうじゃ。 こののち、村人達は大杉が立っていた所に新しい杉を植えて、なんとか天狗様の怒りを鎮めようとした。そうして、新しいお寺は裏山から木を切り出して建てたそうな...

力じまん与左衛門
...力もちじゃった。 じゃから、与左衛門は「おらみたいな強い者、どこにもおらん。天狗にだって負けんわい。」と言って、威張り腐って歩いておったそうじゃ。 そんなある日...いておった。与左衛門が村の宮様の大杉の前を通りかかった時、突然、大杉の影から大天狗が姿を現し、与左衛門の行く手を遮った。そうして、与左衛門はその天狗と相撲を取ることになった。 ところが、与左衛門が地面に足がめり込むほど力一杯押しても、天狗は一歩も下がるどころか、まるで地面に生えている大木のように動かんかった。とうとう、与左衛門は力...

大蔵と天狗どん
昔、長崎の八天岳(はってんだけ)の麓に百姓夫婦が住んでおって、八天岳の天狗どんに子供ができるように毎日お願いしておったそうな。するとある晩、おかかは八天岳の天狗どんが腹に飛び込んだ夢を見て、元気な男の子を産んだそうじゃ。この子は大蔵と名付けられ、親孝行で気の優しい、大変な力もちになった。 そんなある日、大蔵が芝を刈りに八天岳に出かけると、大岩の上から天狗どんが呼びかけて来たそうじゃ。それから毎日、大蔵は天狗どんと相撲をとるようになり、近在で一番相撲が強くなった。そうして大蔵が江戸に上ることになった時...

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