吉作落とし についてのコメント&レビュー投稿
ある山に、岩茸(いわたけ)を採って暮らしている「吉作」という若者がいた。独り暮らしの吉作は山の男らしく、身も心も清くたくましい立派な若者だった。
ある晴れた日、初めて入...…
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投稿者:黒田 投稿日時 2011/7/26 2:55
出典:『大分の伝説』(大分県小学校教育研究会国語部会・編 日本標準 昭和53年10月・刊)所収「吉作落とし」
内容は、ほぼ出典通り。ただし、吉作が身投げした岩棚を「吉作落とし」と呼ぶようになった事には触れられていない【出典】。
投稿者:マニアック 投稿日時 2011/10/24 21:30
なんという悲劇でしょうか。当時、見ていて「神様は何していたんだー?」と言いたくなりました。あとで知った村人たちは、どうやって知ったのでしょうか?
投稿者:metron 投稿日時 2013/7/7 3:03
大分県出身ですけど、大分の話って結構、怖い・悲しい系多いですね。。。
吉作落とし以下
子取り
瓜生島とえびすさま
海じじい
お初観音
お地蔵さんの首
子育て幽霊
ききょう物語
など。
投稿者:トラウマ(笑 投稿日時 2014/11/25 12:19
この作品は私が唯一若干のトラウマ的感覚で脳にこびりつき、時折ふと思い出しては悲しくなり、時には感慨深くなる話です。
人生におきかえれるといいますか。
気を抜くと足元をすくわれる。と。
この話を見直す(ネットで検索してみる)きっかけになったのが、同時多発テロでした。
「極限の状態ではとても助からない高さでも、下を見ていたら「ふわっと宙に浮ける様に落ちて、死なないんじゃないか(鳥のように飛んで着地できるんじゃないか)」と錯覚するんです」と、あの事故でビルの外に身を投げた方の心理状態を分析した方が言っておられました。
とても切ないというか、苦しい作品だと思います。
投稿者:ゲスト 投稿日時 2014/11/28 21:09
これを見て手のひらやら足の裏から汗が止まらんかった。絶対に山には登らないぞ、と心に誓ったものだ。
投稿者:ゲスト 投稿日時 2015/1/9 21:41
製造業の危機管理教育に教材としても使えそうな話
みんなの印象にも残るだろう。
投稿者:ゲスト 投稿日時 2015/7/11 22:04
千日ビル火災の事件思い出す…。
七階建ての高さでも見下ろしているとなんだか近く見えてくるんだってね…。
自分も一度つたって降りなきゃいけないところを見下ろしていると近く思えてきて下にいる人に「飛び降りていいですかー」って聞いたことがある。降りてみたらとんでもなかった。
投稿者:モモら 投稿日時 2016/2/2 1:53
日本昔ばなしで残酷な話として脳裏に
残ります。
投稿者:ゲスト 投稿日時 2016/8/20 12:40
綱ってそんなに伸び縮みするもんなの?
ゴムじゃないんだから、と思ったが
投稿者:愛善院 投稿日時 2016/8/22 17:21
アニメの状態になるほど伸び縮みするかは疑問がありますが、重さを支えていた他に、乾湿も関わるように思いますよ。手汗で湿っている間は伸びていますが、ほったらかしになって崖の風にあおられていれば、乾燥して縮むことは十分に考えられます。ただ、たくましい山男がロッククライミングして綱の端まで手を伸ばせなくなるほど縮むかどうか??可能性はなくはない、でもかなり微妙、ですね。
投稿者:東田の黒住さん 投稿日時 2016/10/2 9:30
放送当時小学生でしたが、現在でもこのお話はよく覚えていて少しトラウマ?のようになっています。
これを観た後、私はしばらく「確認恐怖症」みたいになりました(笑)
とても怖く悲しいお話なのですが、最後に吉作が岩棚から身を投げる場面は悲しくも美しい芸術的な描かれ方をしていると思います。
投稿者:ゲスト 投稿日時 2016/12/9 23:41
昔ばなし史上、最も後味悪い話ではなかろうか。一瞬のケアレスミスが命取り、しかもじわじわと命を削り取っていくとは。吉作の末路をどうやって村人は知ったのか。崖から伸びた一本の縄、数日続いた奇妙なこだま、そして崖下での吉作の変わり果てた姿。そこから昔の人は想像したのではなかろうか。また、吉作の生業がキノコ採り(数日姿見えなくても不思議では無い)のも災いした。登場人物が彼ただ一人というのも、彼の悲劇を暗示しているようである。
投稿者:Neko 投稿日時 2017/1/29 9:47
吉作落としは本当に怖い。去年、この番組見ていて吉作落としを初めて知ったが、見たあとも恐ろしさで包まれた。私も少しトラウマになってる…
ささいなことが命を落とす物語だよね。
吉作は1人で暮らしてたから、助からなかったのかな。
本当に本当に恐ろしい物語でしたね
投稿者:青い石と魚 投稿日時 2017/7/16 0:19
こういう話を見るたびに不思議に思う。
吉作のひとり語り。助かったのなら話も伝わるだろうが、だれも気づかずに死んでいった吉作の行動や心の内をなぜ語り伝えることができる?
多少脚色があったとしても、この話はかなり不可解。
気味が悪いと感じるのはそこかな。
この手の話は、なにか「言いたくないこと」が隠されているような気がする。
投稿者: 投稿日時 2017/7/27 19:50
ーニュースをお伝えします。今朝6時ごろ、傾山で先月から行方不明になっていた吉作(28)さんの遺体が、林業を営む付近の住民により発見されました。
警察の調べによりますと、遺体は非常にやせ細っており、極限の飢餓状態にあったと推測されるとのことです。
付近の崖には岩棚があり、上方に縄が下がっていたことから、吉作さんは何らかの理由で岩棚に降り、数週間取り残されていたものと思われます。
また、付近の山では最近獣のような声が聞こえていたとの情報があり、警察は関連を調べています。ー
みたいな事件だよね。昔話っぽくない。
投稿者:ゲスト 投稿日時 2017/10/1 23:43
この話こわスギィ!
投稿者:ゲスト 投稿日時 2017/10/12 0:32
どう足掻いても絶望
投稿者:たすけてーくれー 投稿日時 2018/3/3 10:45
昔ばなしはオチで助かる話も多いので、この話もそーだろーと思い観ていたが、まさかの転落死…救いのない展開に驚き&吉作があわれで忘れられない…天国の両親に、何やっとんのじゃい!(怒)と怒られるんだろうな…
投稿者:ポン 投稿日時 2018/4/13 3:23
一瞬の快楽が、人を殺す。
ただ、時に快楽にすがるのも、人間らしくもあり、非常に考えさせられる結末ですね。
忘れた頃に何度も見てしまいます。
投稿者:ゲスト 投稿日時 2018/4/14 21:38
山田みちしろさんの作品で一番怖いのはこの話だな。