長崎の「郷・名・免・触」の不思議
壱岐・松浦地方の住所をよく見てほしいんですよ。そうすると、 壱岐市○○町◇◇触とか 壱岐市○○町◇◇浦とかと 語尾に郷・名・免・触・浦という特定の語がくっついてきます。これって一体なぜでしょうか?Let's 調査!
「浦」については
「浦」は多分予想しやすいですよね?そう。浦=漁港の意味を表しているそうです。
ですので海岸の街には○○浦となっているようですよ!
「触」については
壱岐の「触」については、「村」の古代読み(ムレ、フレ)であるとか、藩政時代にお触書を通達する触役の一日の担当区域であったからとか、韓国語の古語であるとか、諸説あるようですよ!っという情報が入ってきましたが、僕的に一番信じれる説がありました!
↓↓
「郷」は旧大村藩・五島藩領,
「名(みょう)」は旧佐賀藩・島原藩領,
「免」は旧平戸藩領,
「触」は壱岐
であり、
「郷」は,元来,律令制・荘園公領制等での行政区分単位
「名」は中世以降の年貢徴収の単位となった田畠
「免」は中世以降の年貢減免(免田)
を表すそうです。
これは、壱岐の歴史絡みなんですね!けど、消滅しつつある。 市町村合併という言葉をよく耳にしますね。その市町村合併で地名変更にともない ○○町◇◇触→○○市◇◇ と特定語を削除される傾向にあり、消滅していってるそうです。
壱岐も4町から成り立っていましたが、今は壱岐市の一自治体。ですが、何とか壱岐では生き残りました。
http://blogs.yahoo.co.jp/twilight_grooving/20772393.html