Re: しっぽの釣り
投稿者:Perenna 投稿日時 2020/10/27 23:55
この昔話も、未来社の「日本の民話別巻1 みちのくの民話」に収録されていますね。
「川うそとキツネ」(秋田県)という題名です。
「今から、どのくらい昔のことでしょうか。秋田の脇本というところのお話です。この村は大きい湖の岸にある、漁師の多い村でした。ある冬の朝のことです。」という書き出しで始まっています。
出典は、
「聴耳草紙の著者 佐々木喜善
仙台市東北農山漁村文化協会 宮川弘」
と書かれています。
ただ、キツネがしっぽを引くときに「一駄も二駄もついたべかナ、エンヤラヤのウン」と掛け声をかけているので、「聴耳草紙」というよりは、「炉辺夜話・東北の昔ばなし」が元になっているのではないかと思われます。