Re: 死人とめおと
投稿者:Perenna 投稿日時 2020/9/17 23:16
この昔話と同じ話が、未来社の「越後の民話・第二集」にも収録されています。
「死人と夫婦」(糸魚川市大久保)という話です。
「十月の神なし月には、もとは、村々のちんじゅの神様がたが、出雲のお宮に集って、人間の縁組をきめなさるという。なかなか、嫁のない、三十もすぎた男が、出雲のお宮の縁の下にもぐり込んで、こんどは、自分の縁組がきまるだろうと思って、聞いていた。」という書き出しで始まっています。
主人公の名前は書かれていませんが、“生きよ餅”の由来については書かれています。
「その村では、人が死んだときに、すぐに生き返るように、イキョモチというて、餅をつくということだ。」
出典は未来社の本ではないかと思うのですが、いかがでしょうか?