Re: 雷さまと桑の木

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Re: 雷さまと桑の木

投稿者:Perenna 投稿日時 2020/4/6 23:33
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「福島の民話・第二集」(片平幸三編、未来社)には、「雷神と桑の木」という題で収録された民話があります。
ただ、このアニメのストーリーとはまったく違う内容になっています。
「伊達郡の山舟生村(現・伊達市梁川町山舟生)に、雷神をまつったほこらがあります。それにまつわるお話です」という書き出しで始まっています。
この地方の農家に、一人の若者が働いていましたが、この若者は七、八才のころに、どこからか流れてきて、この家に雇われて育ちました。
ところが、この若者はどうしたわけか、少しも雷を恐れません。
この若者が十七、八才になったある夏の日に、雇い主に申し出て、「これからわたしは雷になって天に上ります」と宣言します。
枯れ木を積んで火をたいたところ、若者はもうもうたる黒煙に乗って天に上っていきました。
村人たちはそれを見て「やはりあの若者は雷神だった」と納得し、ほこらを作って、若者をまつりました。
それを知った隣りの村に住んでいる権助という若者が「俺も天の世界を見物したい」と言って、枯れ木をたいてその煙に乗ってみたところ、昇天することができました。
権助は雷神になった若者とは友だちだったので、天上の鬼に頼んで面会を求めます。
雷神の手伝いで雲の上で水をまいていたところ、足を踏み外して下界に落ちてしまいます。
権助は、桑畑の桑の木にひっかかって一命をとりとめます。
それを天上から見ていた雷神は「これからは桑の木には、雷をおとさないようにしよう」と鬼たちに言います。
こういうわけで、桑の木には雷が落ちなくなりました。

雷と桑の木の因果話は、定番のストーリーに手を変え品を変えて、全国あちこちに分布していると思われます。
このアニメのストーリーによく似た昔話を見つけたら、また詳細をご紹介したいと思っています。
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