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のた坊主 についてのコメント&レビュー投稿
昔、尾張の上半田にはたくさんの造り酒屋があった。 そのうちの1軒に、毎年酒ができる頃になると、できたての酒を飲みに来る「のた坊主」というタヌキがいた。のた坊主とは、酒を...…全文を見る

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Re: のた坊主
投稿者: ゲスト 投稿日時: 2015/11/1 20:43

のた坊主
出身:愛知県半田市堀崎町附近
簡易解説:人間に化けて、白黒のだんだら模様のでんちを着て、造り酒屋の元酒を盗み呑んでいく古狸である。酒屋の裏藪に棲んでいたが、一度とっちめられてからはもう盗まなくなったという。
出典:小栗久夫『半田の伝説』、小島勝彦編『尾張の民話』、日本児童文学者協会編『愛知県の民話』など。
伝承・詳しい解説:愛知県半田市周辺は昔から醸造業の非常に盛んな地域である。現在も「国盛」などで有名な中埜酒造、お酢で全国的に有名なミツカンがあり、お隣の常滑市は「ねのひ」で有名な盛田発祥の地でもある。その中埜酒造本社や、ミツカン本社から少し北に進んだ半田市堀崎町附近に「のた坊主」という古狸が出て、酒蔵から酒を盗んでいたという。

=小栗久夫著『半田の伝説』より「のた坊主」の話を要約する。=
愛知県半田市堀崎町附近を上半田といい、かつては造り酒屋が何軒も軒を連ねていた
北と東には鬱蒼とした竹薮が茂っており、酒樽のタガに使われていた。この竹薮に「のた坊主」と呼ばれる古狸の親子が何組も棲んでいたという。
「のた坊主」とは、人間に化けて白と黒のだんだら模様のでんち(殿中羽織・ちゃんちゃんこ等袖なしの羽織)を着て、酒蔵の中で醗酵中の元酒を盗み呑んでいく古狸を指す。
ある三月の終わり頃。「のた坊主」がとある造り酒屋の東蔵にやってきた。
今年こそ「のた坊主」を捕まえようと考えた店の人は、敢えてゆっくり酒を呑ませ、酔っ払った所を捕まえようと考えており、わざと見てみぬ振りをしていた。
そうとは知らない「のた坊主」は、近くにあった杓子でたらふく元酒を呑み、ふらふらになるまで酔った。立ち上がった拍子に樽から落ちてしまい、遂に若衆たちに捕まってしまった。捕まった「のた坊主」は自分が裏藪に棲む狸であること、今後は悪さをせず、家の繁盛を守るので許して欲しいと泣いて謝った。そのため、店の者は裏藪に放してやった。
その後、その造り酒屋の主人は毎年「たぬき祭り」を行った。それからは「のた坊主」も出なくなり、毎年よい酒が出来、家は益々繁盛したという。

(略)
伝承地のすぐ傍には、有名な酒造メーカーが現存することであるし、「半田の地酒 のた坊主」とか、実際に開発販売していただけないものであろうか。造り酒屋を繁栄させた、大変縁起の良い狸であるし、白黒模様もアピールにうってつけである。今後、是非、多くの人に「のた坊主」を知って、愛していただいて、「地酒 のた坊主」がノタならぬ与太話で終らぬよう、切に祈る次第である。
http://aichiyoukwaitai.web.fc2.com/

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