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姫と白蛇 についてのコメント&レビュー投稿
昔、栃木のある寺の前で、菓子や線香を売って暮らしているお婆さんがおりました。信心深いお婆さんは毎朝、お寺の山門の掃き掃除をしておりました。 ある霧の深い朝のこと、一人...…全文を見る

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Re: 映画 「蛇姫さま」のあらすじ (「姫と白蛇」に関連して・・・)
投稿者: マルコ 投稿日時: 2012/12/29 8:27

夢見に米五郎、おすがの無残な姿を見た千太郎の胸は、不安におののいた。何としても烏山に行きたい。千太郎はとりすがるお島の手をふりきって一座から別れようと決意した。だが今では一座にかけがえのない存在となっている彼に脱けられては、一座は芝居をうつことも出来ない。十蔵は一座の予定をかえ、烏山へ向うことで千太郎の同意をえた。千太郎にしても彦次郎らの手前、ぬけぬけと烏山へ足を入れることも出来ない。役者に身を変じていることが、もっけの幸いである。十蔵一座は千太郎の水もしたたる二枚目が評判を呼び連日大入りをつづけながら烏山に入った。そこで耳にしたのは、米五郎、おすがが琴姫の手にかかって果てたということである。千太郎は悲憤に涙した。日頃妹があれほど親しくしていた琴姫がどうしたというのだろう。主筋の姫といえど、そのままにすませてはおくものか、千太郎は復讐を固く心に決した。

 涙かくした千太郎の舞台は、烏山でも大評判。たまたま宿下りした腰元の一人から、十三郎の面差しが、おすがにそっくり、との話を耳にした琴姫は無性に十三郎に会いたがった。姫の無聊を慰めるのに躍起の新免重時は、直ちに十蔵と交渉、城中で姫君に観劇させることになった。

 時至る。千太郎は短刀をひそませ城中に入り、姫の御前で一心に芝居をした。琴姫もその噂のたがわぬのを目前にし、今更のようにおすがを偲んだ。その時荒々しく駈けつけて来た左衛門は、河原乞食を城中に入るるなどもっての他ときめつけ、姫の無法を詰った。事の急変に、千太郎は慌しく城中を脱出した。このことが因となり琴姫は江戸へ送りかえされ、幕命をもって京極寛次郎との縁談がとりきめられた。

 千太郎はお島と共に姫の跡を追って江戸へ、大久保下屋敷で、笛が縁で偶然にも姫に近付き、今しも一念を晴らさんとした時、千太郎の目に映ったのは、おすがの化身である烏蛇。姫から一部始終を聞いた千太郎は左衛門の悪辣さに眦を決した。姫のためにも、烏山の庶民のためにもこれ以上、左衛門らを放置出来ない。千太郎は直ちに烏山へ。

 煙たい存在であった琴姫を追い返し我がことなれりと喜んだ佐伯左衛門は、長崎奉行との連絡から帰ってきた長男一郎右衛門を中心に最後の計画を練っていた。そこへ一両日中に琴姫国入りの報が入った。莞爾とした左衛門は、この時こそ姫君を亡きものにせんと、彦次郎に策を与えた。

 那珈川まで出迎えた左衛門は、何喰わぬ顔で姫に挨拶し、渡し船へと導いた。その時、船中から姿を現わしたのは、船頭に姿を変えていた千太郎。千太郎は左衛門らが、この船底に仕掛けをし川の真只中で姫を葬り去ろうという陰謀をあばき父と妹の仇と必死に立向った。左衛門もここまで手の内を知られてはこのままには出来ない。一挙に姫もろとも亡きものにせんと攻めたててきた。千太郎、新免らは姫を守って必死。そこへ、一刀斎を先頭に、三斗蒔山に幽閉されていた職人がどっと駆けつけて来た。一刀斎の鋭い太刀風に、左衛門、彦次郎らは一たまりもなく倒された。

 かくて、さしもの左衛門悪虐も一掃、烏山城には春が蘇った。

 京極寛次郎へ輿入れの琴姫の行列を送って、千太郎お島の一座が賑々しく道中を続ける。手をふる千太郎に、駕籠の中から琴姫が感謝に濡れた瞳を向けている。( 公開当時のパンフレットより )

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