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白鳥の関 についてのコメント&レビュー投稿
昔、紀伊の国の雄の山峠という所に「紀の関」と呼ばれる関所があり、その近くに一人の男が住んでいました。この男は優しいところもある一面で、たいへん気まぐれでもありました。 ...…全文を見る

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以下参照(以下のコメントに対して返信しようとしています)
Re: 白鳥の関
投稿者: Perenna 投稿日時: 2020/7/12 23:00

この昔話と似たような話が、未来社の「紀州の民話」にも収録されています。
「白鳥の妻」という題名です。
「むかし、紀の国と和泉の国の国ざかいの近くに、一人の男が住んでおりました。
うつり気で、ひとつの事が手につかず、いつも貧しいくらしをしておりました。
ところがある時、美しい娘がたずねてきて、「お嫁さんにして下さい」と頼みました。」という出だしで始まっています。
男は最初のころは、妻といっしょに一生懸命働いていましたが、もともとうつり気な性格だったので、だんだん百姓がいやになり、今度は狩りをしてみたくなってきました。
「弓矢がほしいのう」と、畑仕事もせずに思い詰めていました。
ある夜、男は夢を見ましたが、いとしい妻が夢枕に立ってこう言いました。
「長い間、あなたのお側で暮らしてきましたが、遠くへ行かねばならなくなりました。形見として弓矢を置いていきますから、それを私と思って大事にして下さい。」
その後、妻はどこかにいなくなってしまい、男は毎日形見の弓矢を眺めて過ごしていました。
ところがある日、その弓矢が白鳥になって飛び立ち、あとを追いかけた男は、とうとう国ざかいまで来てしまいました。
そこには、なつかしい妻が立っていましたが、一言も男に声をかけることもなく、涙を流しながら白鳥へと姿を変え、どこか遠くへ飛んで行ってしまいました。

原話は「今昔物語」と書かれています。
松谷みよ子の書いた「白鳥の関」も、やはり「今昔物語」をモチーフに創作したものなのでしょうか?

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